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【フルモデルチェンジ/サイズは?】新型日産パスファインダー 北米市場2021年夏販売開始

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【フルモデルチェンジ/サイズは?】新型日産パスファインダー 北米市場2021年夏販売開始

フルモデルチェンジ

日産は2021年2月4日、大型SUVのパスファインダーをフルモデルチェンジし、(2022年モデルとして)2021年夏より北米市場で販売を開始すると発表した。

【画像】新型パスファインダー【初代からの系図をみる】 全38枚

パスファインダーは初代、2代目は「テラノ」の名で日本でも発売されていたモデル。北米の現行モデルは4代目で、今回のフルモデルチェンジにて5代目が発表された。

今回のフルモデルチェンジでは、高い耐久性に加え、快適性と日産の最先端コネクテッド技術、そして安全性能の向上を図った。

北米日産の製品企画、およびサービス企画を担当する理事のジャレッド ハスラム氏は「初代モデルの発売から35年を経てパスファインダーは、今までのモデルチェンジで進化した特徴を残しつつ、パスファインダーの原点である頑丈さに磨きをかけた」

「現代の大型SUVオーナーは日々の冒険において、家族の安全と快適さをサポートする最先端技術だけではなく、力強さと耐久性をあわせ持つクルマを求めている。そして、新型パスファインダーは、その要望に応えるモデル」と述べた。

事業構造改革「ニッサン・ネクスト」の推進にあたり、日産は米国市場の製品ラインナップの変革を進めている。今回発表した新型パスファインダーを含め、これまでの20か月に10の新型モデルを発表。

今回発表されたパスファインダーのサイズは、全長5004mm、全幅1979mm、全高1778mm。力強いフロントフェイス、安定感ある佇まい、厚みあるブリスターフェンダーに加え、さらに短くなったフロントオーバーハングなど、力強さと性能を表現するため、デザインにこだわったという。

初代パスファインダーのオマージュとして、スリースロットグリルと組みあわされたVモーショングリル、C字型のヘッドライト、流れるようなルーフラインなど、一目で日産とわかるデザインを取り入れた。

そしてCピラーにはパスファインダー初となるツートンカラーを採用することなどにより、SUVらしさを演出。また、リア部分は初代のモデルを彷彿とさせる、スクエア形状のデザインとした。

デザインと実用性

新型パスファインダーはデザイン性の高さに加え、日産の最新のテクノロジーを兼ね備えた、家族での冒険に最適なモデルという。

すべてのグレードに、最大出力284ps、最大トルク35.8kg-mを発生する3.5L直噴V6エンジンを搭載。新型の9速オートマッチック・トランスミッションとの組みあわせにより、力強くダイレクトなレスポンスを実現した。

4WDモデルは、7種類のモードを選択できるドライブ&テレインモードセレクターを備えた新型インテリジェント4WDを搭載。ダイレクトカップリング式の4WDシステムは、油圧でクラッチを制御することによりパワーを伝達し、トラクションが低いシーンでも四輪の駆動力をしっかりと路面に伝える。

モードは、ノーマル、スポーツ、エコ、スノー、サンド、マッド/ラット、トーイングから選ぶことができ、モードを切り替えるとポップアップ通知でメーターに表示される。

インテリアでは12.3インチのデジタルディスプレイを新たに採用。デジタルディスプレイはさまざまな情報を表示することで、ドライバーの運転をサポートする。10.8インチサイズのヘッドアップディスプレイも備える。

インターロッキングデザインのサイドベントとドアフィニッシャーは、頑強さを印象づける。そして、電動シフターの採用によりブリッジ形状のセンターコンソールの下部に収納スペースを設けることで、実用性も高めた。

標準モデルは乗車定員を8人とする一方、パスファインダーとして初めて2列目にキャプテンシートを採用したグレードを設定。脱着可能なセンターコンソールを工具なしで取り外し可能にすることで、多彩な使い方に対応する。

プロパイロット・アシスト搭載

新型パスファインダーは2WDと4WDをラインナップし、4種類のグレードで「S」、「SV」、「SL」、「プラチナ」を用意。さらに「SVプレミアム」、「SLプレミアム」の2種類のパッケージが設定された。

SV、SL両グレードには、同モデル初となる日産の先進運転支援技術「プロパイロット・アシスト」を搭載した。

ステアリング制御とインテリジェント・クルーズコントロールを組みあわせにより、高速道路において巡行時から渋滞時まで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御することで運転をサポートすることができる。

プラチナには、「プロパイロット・アシスト・ウィズ・ナビ・リンク」を装備。ナビゲーションの地図情報を活用して、前方のカーブや分岐合流点にあわせてスムーズに車速を調整するとともに、高速道路の出口での減速なども支援することができる。

そしてすべてのグレードに、日産セーフティシールド360を標準装備。これは、歩行者検知機能を備えたインテリジェント エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットワーニング、リアクロストラフィックワーニング、レーンデパーチャーワーニング、ハイビームアシストなどから構成される。

さらにインテリジェント前方衝突予測警告、インテリジェントドライバーアラート、リアドアアラートも標準装備されており、ブラインドスポット・インターベンション、インテリジェント・レーン・インターベンション、トラフィックサインレコグニションもオプションで選択可能という。また合計10個のエアバッグも標準装備とし、安全性を高めた。

日産によると、詳細な情報は、2021年夏の発売前に公開するという。

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