クラシックMINIから数えれば5代目、モダンMINIとしては4代目にあたる新世代MINIの3ドアは、すべて「MINIクーパー」となった。そのBEV(電気自動車)版のディテールを写真で紹介しよう。
MINIらしさを継承しつつ、インテリアは大きく進化
世代が変わるごとにサイズアップしているMINIだが、そのDNAは新型でも変わることはない。丸形2灯ヘッドランプ、大きなフロントグリル、ロングルーフ、縦型のテールランプなどで、遠くから見ても、少しクルマに興味のある人なら「MINIだ!」と分かる。それでも、エアロダイナミクスを考慮してミニマルな新しデザインに進化している、
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だがインテリアは大きく進化した。クラシックMINIのセンターメーターを彷彿とさせる直径240mmの大型円形ディスプレイがインパネ中央に備わる。フルデジタル化され、カーナビやエアコン、メディア、電話など、さまざな情報はこれに映し出され、スマートフォンのようにタッチして操作できる。
3ドア ハッチバックのパワートレーンには、エンジンと日本仕様では初のモーターを2種ずつ設定。エンジンは1.5L 直3ガソリンターボと2L 直4ガソリンターボ、モーターはパワーの違う2種が用意される。ここで紹介しているクーパーSEでは一充電走行可能距離は402km(欧州仕様値)で、外部給電にも対応している。
安全装備や快適装備も充実しており、日本でのMINI人気はさらに高まりそうだ。なお、新型MINIから3ドア ハッチバックはすべて「MINI クーパー」の呼称が与えられている。
MINI クーパーSE 3ドア 主要諸元
●全長×全幅×全高:3860×1755×1460mm
●ホイールベース:2525mm
●車両重量:1680kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:160kW
●最大トルク:330Nm
●バッテリー総電力量:54.2kWh
●一充電走行距離:402km(本国仕様値)
●駆動方式:FWD
●タイヤサイズ:225/40R18
●車両価格(税込):531万円
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