ステファン・ジーラフからバトンタッチ
ベントレーは2021年1月12日、新デザインディレクターにアンドレアス・ミント氏を起用すると発表した。およそ6年にわたり同職を務めたステファン・ジーラフ氏に代わり、2021年3月1日より着任する。
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ミント氏は、四半世紀以上にわたりフォルクスワーゲン グループのカーデザイナーとして活躍する人物。直近の6年間はアウディのエクステリアデザイン長として、多彩なモデルを手掛けてきた。
e-tronを手掛けた手腕を電動化時代に活かす
ミント氏が担当したのは、フラッグシップSUVのQ8やアウディ初の市販電気自動車のe-tronといった、時代の節目を刻むマイルストーン的モデル。電動化時代を迎えたいま、変革のときを迎えるベントレーにとってミント氏の手腕には大きな期待が寄せられている。エンジニアリング担当役員のマティアス・レイブ博士は語る。
「このように挑戦的かつ刺激的なタイミングで、アンドレアスをベントレーに迎え、ともに働くことができることを喜ばしく思っています。2030年の完全電動化に向けて、我々はいまこの瞬間から一気に加速をして参ります。先進的な電気自動車をデザインしてきたクリエイティブ経験といい、そしてベントレーをはじめとしたフォルクスワーゲン・グループに対する情熱といい、アンドレアスは持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーを目指す我々の野心を助ける完璧な人材といえるでしょう」
「また、およそ6年にわたり多大なる力を注いでくれたステファンにも、心からの感謝を捧げます。彼がこれから進む道が実り多きものであるよう願っています」
これからのラグジュアリーのカタチを作る
フォルクスワーゲン グループのデザイン統括長、クラウス・ジシオラも次のようにコメントしている。
「ベントレーは長い歴史を誇る世界的なブランドであり、独自のデザインの世界を持っています。自動車の大変革時代を迎えたいま、この歴史を途切れさせずに次の時代へ繋げていきたいと考えています。ステファン・ジーラフは革新的なデザイン言語を用いて、その道筋を描いてくれました。彼には大変感謝をしております」
「アンドレアス・ミントはベントレーのデザインディレクターとして理想的な人物です。彼は、アウディですべてのショウカーと市販モデルのエクステリアデザインを責任者の立場から見てきました。その中には、まったく新しいラグジュアリークラスのカタチ、そして最初のフルEVも含まれています。アンドレアス・ミントは、ベントレーの将来を形づくるうえで重要な役割を担っていくことになるでしょう」
初のベントレー作品は「ユーノディエール」
ミント氏は、アウディのエクステリアデザイン長に着任する前の15年間はウォルフスブルクでフォルクスワーゲンのデザイン部門に所属していた。そこでグループ内の様々なブランドのプロジェクトに参加していた彼が初めて手掛けたベントレー作品は、1999年に発表したコンセプトカー「ユーノディエール」のエクステリアだった。
今後、英国クルー本社でエクステリア、インテリア、カラー&トリムを含めたおよそ50名のデザイン専門スタッフを率いていくミント氏は、次のように語っている。
「ベントレーは、フォルクスワーゲン・グループにとっての宝石です。自動車、そして未来のデザインというのは、あらゆる経験をもとに築きあげていくものです。電動化の未来を見据え、ベントレーの次章を作り出すため、仲間とともに働くことができる日を楽しみにしています」
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そのアウディデザイナーがベントレーも手がけるとなると、嫌な予感しかしない。