ジャガーFペースに2台の特別仕様 300スポーツ／チェッカーフラッグ 英

もくじ

ー イエローのアクセントを効かせた300スポーツ
ー チェッカーフラッグ・エディション、ブラックのグリルとホイール

イエローのアクセントを効かせた300スポーツ

英ジャガーはFペースのラインナップに、2019年モデルとして2つのスペシャル・エディションを設定した。同時に他のFペースもインテリアのテクノロジー面にアップデートを受け、排出ガスの削減が図られた。

Fペース300スポーツは、エクステリアに独自のスタイリングが施され、22インチ・アロイホイールや、黄色い300スポーツのロゴが描かれたブレーキキャリパーを装備。フロントとリアにも専用のバッジが付く。

エンジンは2種類から選べる。2.0ℓガソリンは0-100km/h加速6.1秒、最高速度233km/h。そして3.0ℓV6ディーゼルは0-100km/h加速6.4秒、最高速度240km/h。Fペースは全車に超低転がり抵抗タイヤが採用されたことで、CO2排出量が低減した。

イエローのテーマカラーは内装にも見られる。インストゥルメントパネル、センターコンソール、レザーシートに黄色い糸でスチッチが施され、ステアリングホイールと前席ヘッドレストには300スポーツのロゴがエンボス加工される。

ジャガーによれば、300スポーツには8430ポンド（約120万円）相当のオプションが標準で装備されるという。その内訳は、タッチプロ・ナビゲーション、12.3インチのデジタルインストゥルメントクラスター、パノラミックサンルーフ、電動調整付きヒーター内蔵シート、メリディアンのサウンド・システムなどだ。

「Fペースには、あらゆるひとに合うラインナップが揃っています」とジャガーのデザイン・ディレクターを務めるイアン・カラムは言う。「最新のスペシャル・エディションは、Fペースのスポーティなキャラクターを強調し、独自のスタイリングに仕上げました」

今回のFペースは、昨年発売されたXEサルーンの300スポーツに続くものだ。このスポーティさを増した特別仕様車は、5万3980ポンド（約790万円）からという価格で、現在注文を受け付けている。

チェッカーフラッグ・エディション、ブラックのグリルとホイール

もう1つのチェッカーフラッグ・エディションは、既存のRスポーツ・モデルをベースに、フロントのスポーツバンパー、ブラック仕上げのグリル、サイドベント、ルーフレールが加えられ、20インチのブラック・アロイホイールを装着。

インテリアはメッシュ仕上げのアルミニウムやレザートリム、チェッカーフラッグのロゴが刻まれたトレッドプレートでアップグレードされる。パノラミックサンルーフ、10ウェイ電動フロントシート、メリディアンのサウンド・システムも標準で装備する。

タッチプロ・ナビゲーション・システム、12.3インチのデジタルインストゥルメントクラスター、タッチプロ・インフォテインメントも含まれる。Fペースは全車アンドロイドオートとアップルカープレイに対応した。

「多くのアップデートが施されたFペースは、お客様にとって選択の幅が拡がり、金額に見合う価値も高まりました。最新のインフォテインメント・テクノロジーも標準装備されました」と、ジャガー・ランドローバーで英国のMDを務めるロードン・グローバーは語っている。「根本から変えるのではなく、既に成功を収めている形はそのままで、単に重要な箇所を改善しました」

チェッカーフラッグ・エディションの価格は4万6995ポンド（約686万円）から。こちらも現在注文受付中で、エンジンは2.0ℓのガソリンとディーゼルから選べる。