来季はドゥカティのファクトリーチームに加わるマルク・マルケス。11月19日にバルセロナで行なわれるポストシーズンテストでは、今季使われた最新仕様のバイクと来季のプロトタイプマシンを比較することになるようだ。
6月に2年契約を結んだマルケスにとって、このテストはドゥカティのファクトリーチームと仕事をする最初の機会となる。
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通常チームはこのテストを、翌シーズンに向けたプロトタイプをテストするチャンスとしているが、ドゥカティは、マルケスにバルセロナで2台の異なるマシンを走らせることを許可している。マルケスは今季、グレシーニで2023年型のデスモセディチGP23に乗っていた。
これは理論的には、GP23からGP25への2段階の移行を容易にすると同時に、2024年仕様のデスモセディチがなぜ今季のMotoGPでこれほど優勢だったのかを理解するのに役立つはずだ。
ドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピッロはGPOneのインタビューで、テストの計画について次のように明かした。
「彼はGP24も持っていて、両方を試すだろう」
「彼はそれをテストして『OK、すべてが少し良くなっているね』と言うと思う。コンマ5秒やコンマ8秒速くなるわけではない。革命や特別なことは期待していない」
ドゥカティは今年のMotoGPでライバルを圧倒。中でも、その成功は2024年仕様のGP24に乗ったドゥカティのファクトリー勢とポイントリーダーのホルヘ・マルティン(プラマック)によるものだ。そしてそんな現状に、2023年からすでに他メーカーを引き離す速さを見せていたドゥカティが、最新バイクで性能を飛躍的に向上させたと多くの人が考えている。
この3人が19戦中15戦で優勝しており、ランキングトップ4に入っているからだ。なお型落ちバイクに乗るマルケスが唯一、3勝をマークしその中に割って入るランキング3番手となっている。
しかしピッロは、ドゥカティが開発中のGP25で再び大きな飛躍を遂げるとは考えておらず、1年ごとに段階的なアップデートを施せるだけだと強調する。
2週間前にヘレスでニューマシンをテストしたピッロは、「進化を目にしたり、気づいたりするのは難しいだろう」と語った。
「でも毎年そうであるように、僕たちは改善を試みている。2025年型マシンもまた一歩前進していると信じているし、最新のテストでもそれは確認されている」
「革命はないが、小さな改善はある。それを他のコースでも確認する必要がある」
「(前のマシンを上回るという)アイデアは常に同じだ。というのも、それは何かを見つけたことを意味するからだ」
「しかし、それは簡単なことではないし、GP22とGP23の間のように、常に競争力を発揮できるような一歩を踏み出すことは、すでにポジティブなことだ」
「違いを生むのは、一部のレースだけでなく、全20レースで競争力を発揮できるようにすることだと思う。今年のGP24は、GP22とGP23では実現しなかったような、すべての局面で競争力を発揮している」
「コンマ5秒を見つけるのは簡単なことではないんだ。ペッコとマルクが試してくれるのが待ちきれないよ。僕もバルセロナのようなグリップの低いサーキットで試してみたい」
ピッロ曰く、GP25はバニャイヤのライディングスタイルに合うように作られているが、ブレーキング性能を向上させるための変更は、新しいチームメイトであるマルケスにも有利に働くと説明した。
「僕の意見だけど、新しいエアロが導入されれば、それがより際立つだろう。ペッコ(バニャイヤ)のためにいくつかの点を修正した。それにより、バニャイヤやマルケスのような(ハード)ブレーキをするライダーに合った方向へ向かう特性を持っている可能性がある」
ピッロは肩の手術を受けたファビオ・ディ・ジャンアントニオの代役としてVR46からバルセロナテストに参加する。ドゥカティは来季からファクトリーバイクの供給を4台から3台に縮小するため、ファクトリーチームのバニャイヤとマルケス以外には、ジャンアントニオのみがファクトリーバイクを使うことになる。
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