マクラーレン、570S＆540Cクーペを国内発表

マクラーレン・オートモーティブは5日、マクラーレン・スポーツシリーズ「570Sクーペ」と「540Cクーペ」を日本で発表した。

マクラーレン・スポーツシリーズは、レースで培われた技術とデザインをフィードバックしたピュア・スポーツモデル。スポーツシリーズの日本初公開に合わせ、マクラーレン・オートモーティブからアジアリージョナル・ディレクターのデビッド・マッキンタイヤー氏と、チーフ・デザイナーのロバート・メルヴィル氏が来日し、お披露目を行った。

パワートレインは、3.8リッターV8ツインターボエンジンの進化型で、30％が専用設計となるM838TEを搭載。570Sクーペは最高出力570ps、540Cクーペは540psを発生する。加速性能および最高速度は、570Sクーペが0-100km/h加速：3.2秒、最高速度は328km/h。540Cクーペは0-100km/h加速：3.5秒、最高速度は320km/hと公表される。

スポーツシリーズに採用されるサスペンションは、公道とサーキットの両方で高い操作性を追求したセッティングとなる。フロントとリアのアンチロールバーに取りつけた独立の可変ダンパーとデュアルウィッシュボーンを採用する。ダンパーの設定は「ノーマル」「スポーツ」「トラック」が可能で、「ノーマル」モードでは操作性の高い走りを、「スポーツ」と「トラック」モードでは、サーキット走行を想定したセッティングとなっている。

日本国内における車両価格（税込）は、570Sクーペは2,556万円、540Cクーペは2,188万円。