ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、新しいコンコルド協定の条項について、チームオーナーのジーン・ハースが今後もチームとしてF1で活動を続けていける内容だと判断したから署名に至ったと語った。
2016年からF1に参戦しているハースは、その後の成績低迷、あるいは新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる財政悪化などを理由に、撤退について真剣に検討していた。
新コンコルド協定でもフェラーリF1優遇措置は変わらず。規則変更への拒否権を維持
さらにチームオーナーとしては、F1の収益分配構造も不満の種だった。活動を続けたい小さなチームにとっては、その財政的な困難がますます悪化するばかりだからだ。
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