現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スズキ「スイフトスポーツ」25年に生産終了へ! 新車200万円前半の「“お手頃”スポーツカー」 現行型が終わる! 特別な「ファイナル エディション」登場! 今後どうなる?

ここから本文です

スズキ「スイフトスポーツ」25年に生産終了へ! 新車200万円前半の「“お手頃”スポーツカー」 現行型が終わる! 特別な「ファイナル エディション」登場! 今後どうなる?

掲載 26
スズキ「スイフトスポーツ」25年に生産終了へ! 新車200万円前半の「“お手頃”スポーツカー」 現行型が終わる! 特別な「ファイナル エディション」登場! 今後どうなる?

■「スイスポ」現行型に幕! 今後どうなる?

 スズキは2024年12月18日、コンパクトハッチバック「スイフトスポーツ」の特別仕様車「ZC33S Final Edition(ZC33S ファイナルエディション)」を発表しました。
 
 どのようなモデルなのでしょうか。また、「ファイナルエディション」という名称の通り、スイフトスポーツは終わってしまうのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! これが最後のスズキ「スイフトスポーツ」です!(65枚)

 スイフトスポーツは、スズキのベーシックコンパクトカー「スイフト」のハイパフォーマンスモデルで、初代モデルは2003年に登場しました。

 以後、軽量ボディに加え、パンチのあるエンジンを持つ本格的なスポーツカーでありながら、非常に手頃な価格を維持しており、若年層のスポーツカーファンを中心に支持を獲得。

 初代と2代目ではFIA世界ラリー選手権(WRC)の下位カテゴリであるJWRCにも出場し、好成績をおさめました。

 初代(HT81S)は初代スイフト(海外名イグニス)をベースにした「スポーツ」グレードとして、オーバーフェンダー付きの3ドア専用ワイドボディを採用し、剛性を向上。

 パワートレイン系には鍛造ピストン採用や高圧縮化などを図ったハイチューンエンジンとクロスレシオの5速MTを搭載しています。

 2005年の2代目(ZC31S型)は、グローバル車となったスイフトをベースとし、日常使いできる5ドアボディを採用。デザインもアグレッシブで精悍にしたことで、存在感を強めています。パワートレインや足回りなどは引き続き専用のスポーツチューンを実施。

 2011年には3代目(ZC32S型)が登場。歴代モデルの特徴を踏襲しつつも、6速MTの採用やブレーキの強化など、正統な進化を遂げています。

 現行型(ZC33S型)は2017年9月に登場しました。

 通算4代目(グローバルでは3代目)スイフトがベースで、新世代の「HEARTECT(ハーテクト)」プラットフォームを採用。高剛性化とともに1トンを切る軽量化を実現。

 パワーユニットも、2・3代目の1.6リッターNAユニットから1.4リッターのターボユニットに一新。最高出力140ps・最大トルク230N・mと、パワーウエイトレシオもさらに向上しました。

 ボディサイズは全長3890mm×全幅1735mm×全高1500mm、ホイールベース2450mm。初の3ナンバーボディとなりました。

 エクステリアやインテリアも、スイフトスポーツらしいスポーティな印象をさらに引き立てています。

 また、先進運転支援「デュアルカメラブレーキサポート」などを含めた最新の安全機能も搭載しています。

 以後、8年にわたってラインナップされてきましたが2023年12月、スイフトが一足先に5代目へとモデルチェンジを実施。スイフトスポーツも法規対応に伴う仕様変更が実施されましたが、その去就についても注目されていました。

 そして今回、ZC33S ファイナルエディションが発表され、現行型の生産終了が正式にアナウンスされました。

 ZC33S ファイナルエディションは、特別な内外装を採用する特別仕様車で、標準仕様の生産を終了した後に期間限定で生産されます。

 エクステリアでは5代目スイフトに採用された「フロンティアブルーパールメタリック×ブラック」のボディカラーを新設定。従来の「チャンピオンイエロー」や「バーニングレッド」など、5色を用意します。

 さらに専用グロスブラックとしたフロントグリルやフォグランプベゼル、17インチアルミホイールを装備し、精悍さと特別感を強調。

 また、専用のレッドキャリパーや“ZC33S”の文字をモチーフしたCピラーデカール、レッド/ブラックの専用エンブレムを採用しました。

 インテリアでは、チタンマフラーの“焼き色”のようなヒートグラデーション加工のオーナメントパネルをドアトリムやインパネ、センターコンソールに備え、上質感と走りの楽しさを強めています。

 このほか、ステアリング下部にもグロスシルバー調ガーニッシュをそなえ、ブラックのインテリアに金属のような重厚なアクセントが映え、生産終了モデルらしく所有感を満たすものとなっています。

 パワートレインや足回りなどはベースと同一で、1.4リッターターボエンジンに6速MT/6速ATを用意します。

 ZC33S ファイナルエディションの車両価格(消費税込)は、6速MT車が232万9800円、6速AT車が240万1300円です。

※ ※ ※

 スイフトスポーツ標準モデルは2025年2月の生産終了を予定しており、ZC33S ファイナルエディションは2025年3月から11月までの生産が予定されています。

 なお、スズキから次期スイフトスポーツに関して、2024年12月中旬現在一切アナウンスはなく、各地のモーターショーにおいても次期モデルを示唆するコンセプトカーなどは登場していません。

 一方、ZC33S ファイナルエディションについて、スズキの販売店は「あくまでも現行型のZC33S Final Editionが生産終了となります。スイフトスポーツの歴史が終わるわけではありません」とコメント。

 また、スイフトスポーツはこれまで、ベースのスイフト発売から数年程度遅れて登場する傾向にあることから、次期モデルに期待したいファンも少なくなさそうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スズキはユーザーの心を理解している。乗って楽しいスイフトスポーツにスタイリッシュな最終モデル「ZC33S Final Edition」が誕生。台数限定でないのがうれしい!
スズキはユーザーの心を理解している。乗って楽しいスイフトスポーツにスタイリッシュな最終モデル「ZC33S Final Edition」が誕生。台数限定でないのがうれしい!
カー・アンド・ドライバー
「ガソリン代が安くなってサイコー!」高すぎた「ガソリン価格」引き下げへ! 「暫定税率」の廃止決定に「やっとか」「他の税金もなくして」「どれくらい安くなる?」の声集まる!
「ガソリン代が安くなってサイコー!」高すぎた「ガソリン価格」引き下げへ! 「暫定税率」の廃止決定に「やっとか」「他の税金もなくして」「どれくらい安くなる?」の声集まる!
くるまのニュース
[RZ]グレードが高いなら……トヨタ・GRヤリス RS狙ってみてもいいんじゃない?
[RZ]グレードが高いなら……トヨタ・GRヤリス RS狙ってみてもいいんじゃない?
ベストカーWeb
トヨタが「100万円以上」安い「8人乗りの“新”アルファード」発表! 「待ってました!」 510万円の「Xグレード」 どんな仕様?
トヨタが「100万円以上」安い「8人乗りの“新”アルファード」発表! 「待ってました!」 510万円の「Xグレード」 どんな仕様?
くるまのニュース
スズキが新「ソリオ」登場を予告! 2025年1月「実車初公開」へ! トヨタ「ルーミー」“ライバル”の「5人乗りハイトワゴン」はどう進化する!?
スズキが新「ソリオ」登場を予告! 2025年1月「実車初公開」へ! トヨタ「ルーミー」“ライバル”の「5人乗りハイトワゴン」はどう進化する!?
くるまのニュース
スズキ社長自ら「100万円台をなんとか達成したい」と表明! 全長4.3mの超コンパクト!! [新型SUV]登場か!?
スズキ社長自ら「100万円台をなんとか達成したい」と表明! 全長4.3mの超コンパクト!! [新型SUV]登場か!?
ベストカーWeb
2025年発売! ホンダ新スポーツクーペ「プレリュード」世界初公開! ハイブリッドで爽快な走りを実現する“ホンダS+シフト”のスゴさとは
2025年発売! ホンダ新スポーツクーペ「プレリュード」世界初公開! ハイブリッドで爽快な走りを実現する“ホンダS+シフト”のスゴさとは
VAGUE
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の“新”最安価「8人乗りモデル」発表! 最上級「4人乗り仕様」&パワフルな「PHEV」も合わせて発売へ
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の“新”最安価「8人乗りモデル」発表! 最上級「4人乗り仕様」&パワフルな「PHEV」も合わせて発売へ
くるまのニュース
約267万円! トヨタ「“お買い得”ミニバン」がスゴイ! 迫力顔&豪華内装がめちゃカッコイイ! 全長4.7m級で“ちょうどいいサイズ”の「ノア」とは
約267万円! トヨタ「“お買い得”ミニバン」がスゴイ! 迫力顔&豪華内装がめちゃカッコイイ! 全長4.7m級で“ちょうどいいサイズ”の「ノア」とは
くるまのニュース
意外とやっちゃっていないですか? [AT車の寿命を縮める]4つのNG行為
意外とやっちゃっていないですか? [AT車の寿命を縮める]4つのNG行為
ベストカーWeb
435馬力の最強「トヨタ スポーツカー」登場! 「A90」は生産終了で反響多し! 名車「スープラ」どうなる? 「あくまでも現行型」が終わり…次期モデルは?
435馬力の最強「トヨタ スポーツカー」登場! 「A90」は生産終了で反響多し! 名車「スープラ」どうなる? 「あくまでも現行型」が終わり…次期モデルは?
くるまのニュース
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了! 「ZC33S Final Edition」登場で現行モデルが終わる!  通常仕様は25年2月、FINALは11月で
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了! 「ZC33S Final Edition」登場で現行モデルが終わる! 通常仕様は25年2月、FINALは11月で
くるまのニュース
『フロンクス』がワイルドに変身!? “最後の“スイスポも登場、スズキ「東京オートサロン2025」出展
『フロンクス』がワイルドに変身!? “最後の“スイスポも登場、スズキ「東京オートサロン2025」出展
レスポンス
芸能界きってのスバリスト でもあまり長く乗り続けない理由って? 爆風スランプ サンプラザ中野くん登場!
芸能界きってのスバリスト でもあまり長く乗り続けない理由って? 爆風スランプ サンプラザ中野くん登場!
ベストカーWeb
「フェラーリ」そっくり? まさかのマツダ「AZ-1」ベース!? 迫力リアウィング&丸目4灯テールが超カッコイイ“カスタムカー”「リバティーウォークLB40 AZ-1」とは
「フェラーリ」そっくり? まさかのマツダ「AZ-1」ベース!? 迫力リアウィング&丸目4灯テールが超カッコイイ“カスタムカー”「リバティーウォークLB40 AZ-1」とは
くるまのニュース
1000万円超! 旧車デザイン採用の「グランドアルバイシン」が凄い! ベースはまさかのマツダ「ロードスター」!? フータンの「斬新レトロ」なオープンカーがスゴい!
1000万円超! 旧車デザイン採用の「グランドアルバイシン」が凄い! ベースはまさかのマツダ「ロードスター」!? フータンの「斬新レトロ」なオープンカーがスゴい!
くるまのニュース
スズキ「スイフトスポーツ」特別仕様車“ファイナルエディション”登場に大反響! 「終了ってマジ?」「新型は出る?」の声続出! 現行最後のスペシャルなモデルとは?
スズキ「スイフトスポーツ」特別仕様車“ファイナルエディション”登場に大反響! 「終了ってマジ?」「新型は出る?」の声続出! 現行最後のスペシャルなモデルとは?
くるまのニュース
【アメリカ】トヨタ「bZ4X」25年モデル発表! ブラックパーツが精悍な「ナイトシェード」初設定! 約90万円超の“値下げ”も実施
【アメリカ】トヨタ「bZ4X」25年モデル発表! ブラックパーツが精悍な「ナイトシェード」初設定! 約90万円超の“値下げ”も実施
くるまのニュース

みんなのコメント

26件
  • ddg********
    若者でも新車で手が届くスポーツカー
    続いてほしいわ
  • CRLICA205
    新型のスイフトスポーツ出さないね~!
    それよりアルトワークスもでないけど、今のこのご時世はこのようなスポーツカー出しづらいのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

216.5223.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8369.8万円

中古車を検索
スイフトスポーツの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

216.5223.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.8369.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村