ホンダは、車両周辺の死角をカバーし、交通事故の回避やドライバーの運転負荷の軽減をサポートする全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360+(ホンダ センシング サンロクマル プラス)」を発表した。
2022年に中国で販売されたCR-Vから搭載を開始したHonda SENSING 360は、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを装備することで360度センシングを実現し、従来の運転では目視での確認が難しかった車両周辺の死角をカバーすることで、他の車両や歩行者との衝突回避や運転に伴うドライバーの運転負荷を軽減させることを特長とした全方位安全運転支援システム。
アウディが200台限定のTT最終モデル「TTクーペ final edition」を発表
今回のHonda SENSING 360+は、従来のHonda SENSING 360の機能に加え、新たにドライバーモニタリングカメラ、高精度地図を採用することでドライバーの状態確認や、車両の制御機能が向上し、ドライバーの運転負荷を軽減させる。
これにより、健康起因やヒューマンエラーで発生する事故を抑制し、全ての人が心から安心して自由に移動できることに加え、「積極的に出かけたい」「もっと遠くまで行きたい」と思えるようなクルマの提供を目指す。
Honda SENSING 360+は、2024年に中国で、「ACCORD(アコード)」から適用を開始する。その後、グローバルでの展開を予定している。
Honda SENSING 360+の主な特長
■ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能
高速道路や自動車専用道を走行中に、システムがアクセル、ブレーキ、ステアリングを操作し、ドライバーがハンドルから手を離しても(ハンズオフ)、車速や車線内の走行を維持できるよう支援し、ドライバーの運転負荷を軽減。
高精度地図、全球測位衛星システム(GNSS)を活用し、自車の位置を特定。先行車がいない場合、ハンズオフでも設定した車速を保ちながら車線の中央を維持するように走行し、先行車がいる場合には、適切な車間距離を保って追従する。カーブでは曲率を前もって読み取り、曲率に応じた加減速を行うことで安心して運転できるように支援する。
■レコメンド型車線変更支援機能
ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能で高速道路や自動車専用道を走行中に、自車より車速の遅い先行車を検知すると、一定の条件下でシステムが周囲の状況を判断。
追い越し可能と判断した場合、ドライバーに通知したうえで、ドライバーが手元のスイッチで追い越しを承認すると、ウィンカー操作や加減速、ステアリング操作を行い、追い越しや車線復帰を支援する。
さらに、経路誘導モードでは、ナビの経路案内にもとづき、目的地に向かうための車線変更を提案。ドライバーの承認が得られると、システムが自動的に分岐進入、退出までの一連の車線変更を行う。
■カーブ路外逸脱早期警報
高速道路や自動車専用道でカーブを走行する際、即座に減速しないと事故のリスクがあると判断した場合に、警告や減速支援を行うことでカーブ路外逸脱事故の発生を抑制する。高い速度でカーブに進入する際、メーターに「前方カーブ注意」を表示することで早期にドライバーに認知を促す。
カーブに近づき、減速が求められるタイミングになると、警告音とヘッドアップディスプレーでの点滅表示により、ドライバーに減速を促す警告を行う。さらにカーブに近づき、即座に減速が必要な場合は、より強く警告するとともにシステムが減速を行うことでカーブ路外逸脱事故の発生を抑制する。
■降車時車両接近警報
駐停車中、後側方に接近する車両を検知すると、フロントピラーもしくはサイドミラー上のインジケーターを点灯させ、認知を支援する。さらに、乗員が開けようとしたドアが通過する車両と衝突するおそれがあるとき、インジケーターを点滅させると同時に警報音で注意喚起をする。
■ドライバー異常時対応システム
走行中にドライバーの体調急変などにより、運転を継続できなくなった場合、同一車線での減速・停車を支援する。
ドライバーがシステムからの操作要求に応じなかった場合、段階的に警告音を強めていき、ドライバーが操作要求に応じるように促す。
それでも応じなかった場合は、ハザードランプとホーンで周囲に注意喚起をしながら、同一車線での減速・停車を支援する。さらに、緊急通報サービス(HELPNET)でコールセンターへ接続し、ドライバーや同乗者、周囲の交通参加者の安全を確保する。
ホンダの安全運転支援技術への取り組み
ホンダは道を使う誰もが事故に遭わない社会の実現を目指し「Safety for Everyone」のスローガンのもと、ハード・ソフトの両面で安全技術の研究開発に取り組んできた。
2050年に全世界でホンダの二輪車、四輪車が関与する交通事故の死者をゼロにするという高い目標を掲げて取り組んでおり、現在、量産車で展開をしている安全運転支援システム「Honda SENSING」は2014年の誕生以来、その機能を進化させながらグローバルでの適用を拡大し、さまざまなシーンにおけるお客様のドライブをサポートしてきた。
最先端の安全運転支援技術においては、2021年に自動運転レベル3に適合するトラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)を搭載した「Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)」を「レジェンド」に搭載して発売したほか、2022年にはこの技術開発で培われた知見を活かした全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」の展開を開始し、さらなる安全・安心を提供すべく機能進化を続けている。
これからも、二輪車と四輪車を手掛けるホンダならではの強みを安全技術の研究開発に活かし、“事故に遭わない社会”の実現をリードし続けるべく、真摯に取り組んでいくとしている。
関連情報:https://www.honda.co.jp/
構成/土屋嘉久
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
レクサス新型「“和製”スーパーカー」に反響多数! V8×超美麗ボディに「いつ登場する!?」「憧れる」の声も! 噂の「LF“R”!?」に期待高まる
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
自宅駐車場に入れる時、前後左右がピロピロ警告音。
駐車場精算機に近づくとピロピロ音。 警告音を最小音量に設定した。