F1カナダGPでトップを走行していたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、コースオフした後に安全でない方法でコースに復帰してルイス・ハミルトン(メルセデス)を壁に追いやったとして、5秒のタイムペナルティを受け、勝利を逃した。
フェラーリはこの裁定を不服として、FIAのスチュワードに対し、ベッテルのコース復帰が本当に安全でなかったかどうかを再び審議することを求めている。
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ただこのようなケースはFIAの国際控訴裁判所が訴えを棄却することがほとんどであるため、フェラーリは控訴を撤回していた。しかしながらFIAの国際競技規則によれば、レース期間中には明らかとなっていなかった新たな証拠がある場合には、競技者は大会終了後にも再審請求ができるようだ。
FIA国際競技規則第14条1項1号によると、『FIA選手権、カップ、トロフィー、チャレンジ、またはシリーズ、あるいは国際シリーズの対象となる競技において、重要かつ関係のある新たな要因が発見され、それが当該競技において再審を求める当事者が利用できなかった場合』に、スチュワード、もしくは代替の人間によって再び審議が行われるという。
フェラーリは16日(日)までに再審請求を行い、17日(月)にはFIAに書面を提出したようだ。なお、申し出にあたりどういった新証拠が提出されたかの詳細は、現時点で明らかになっていない。
FIAは週末に行われるF1フランスGPの期間中に、提出された新証拠が正当なものであるかどうかを調査するため、スチュワードを再召集するものと思われている。
ベッテルは自らのドライビングが規則を破っていないと信じており、フェラーリもその主張を支持している。もしスチュワードが、フェラーリから提示される新たな情報が重要なものであると納得した場合には、彼らの訴えに耳を傾けることとなるだろう。
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