トヨタ自動車のプレミアムブランド「レクサス」は4月12日、同月19日に開幕する上海モーターショーにおいて、新型「ES」(写真1)ならびにコンセプトカー「LF-Z Electrified」(写真2以降)を世界初披露すると発表した。
上海モーターショーは、世界最大の自動車市場である中国で開催されるだけに、各社が力を入れた出展内容を準備してくる。日本発のプレミアムカーとして世界で高い評価を受けるレクサスも例に漏れず、未来的なコンセプトと売れ筋ミドルサイズサルーンのニューモデルという2台構成でショーに臨む。
このうちLF-Z Electrifiedは、3月30日にデジタルワールドプレミアされたばかりのコンセプトで、2025年までの実現を見据えたデザインや機能を提示したという。実車の公開は上海ショーが初めてとなる。SUVクーペスタイルのボディにはブランドアイコンである「スピンドル」をボディ全体のアーキテクチャーに進化させた「スピンドルボディ」を採用。インテリアは手綱一本で意思疎通を図る人と馬の関係性に着想を得た「Tazuna」コンセプトに沿って設計されている。EVらしい低いボンネットとワイドなスタンスが醸し出すスポーティなムードは、次世代のレクサスにふさわしいものだ。
一方のESは、2018年に国内導入されたプレミアムFFサルーン。日本仕様には世界初のデジタルアウターミラーを設定したことも話題となった。フラッグシップ「LS」とも共通する伸びやかなエクステリアデザインと上質な室内空間は高い評価を得ており、国内では昨年8月に運転支援機能の充実やハイブリッドモデルへのリチウムイオン電池採用などの一部改良を実施している。今回登場が予告された新型については、ティザーイメージに加えYouTubeにショートムービーも公開されており、ワイドなリアエンドのデザイン等が確認できる。
ショー開幕初日にはプレスカンファレンスが予定され、レクサス インターナショナルプレジデント/チーフ ブランディング オフィサーの佐藤恒治氏がオンラインで参加。レクサスの電動化に向けたメッセージと新型ESを発表するとのこと。レクサスが描く近未来を具現した2台の発表に注目だ。
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