現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > バーチャルでもエキサイティング間違いなし!ジャガーが「Vision Gran Turismo Roadster」を発表

ここから本文です

バーチャルでもエキサイティング間違いなし!ジャガーが「Vision Gran Turismo Roadster」を発表

掲載 更新
バーチャルでもエキサイティング間違いなし!ジャガーが「Vision Gran Turismo Roadster」を発表

ジャガー本社は2022年3月3日、世界的に有名なレーシングゲーム「グランツーリスモ」(プレイステーション)シリーズの最新作で、かつてない没入感訴求した「グランツーリスモ7」の発売に合わせ、新たにフルバッテリー電気自動車(BEV)のバーチャル・レーシングカー「Vision Gran Turismo Roadster(ビジョン・グランツーリスモ・ロードスター)」を発表した。これらは、2019年に初登場した「Vision Gran Turismo Coupe(ビジョン・グランツーリスモ・クーペ)」、2020年に発表した究極の耐久レーシングカーである「Vision Gran Turismo SV(ビジョン・グランツーリスモ・エスブイ)」に続く、第3弾となっている。

新登場の「Vision Gran Turismo Roadster(ビジョン・グランツーリスモ・ロードスター)」ジャガーのデザイン・チームは、「Vision GT」シリーズ3部作がそろったことを記念して、各モデルのために新しいビスポーク仕様を開発した。ブラックとグレーの特別塗装と繊細なグラフィックを施し、クルマ本来のドラマチックで美しいデザインを強調している。

アルファロメオ「ステルヴィオ」に伝統のグレード「Ti」追加

「Vision Gran Turismo Roadster」は、数々のレースで実証してきた「Vision Gran Turismo Coupe」のパワートレーンと、時代を超えジャガーを象徴するモデル「D-TYPE」にインスピレーションを得た彫刻的なフォルムを組み合わせた、シングルシーターのBEVスポーツカーだ。

ジャガー・アドバンスト・デザインのエクステリア・デザイナーのオリバー・キャッテル・フォード氏は、「カーデザイナーとして、グランツーリスモ・シリーズに3台のバーチャルカーを送り出すチームの一員になれたことは、夢のようです。2019年の『Vision Gran Turismo Coupe』、2020年の『Vision Gran Turismo SV』以来となる『Vision Gran Turismo Roadster』を発表するにあたって、3台のフルラインアップを披露する完璧な方法を探っていました。『グランツーリスモ7』はまさに最高の機会でした。東京の夜の市街地からカリフォルニアのラグナセカ・レースウェイまで、世界中のあらゆるトラックやサーキットが、劇的に美しい視覚効果で違和感なく再現されています」と語っている。

「Vision Gran Turismo Roadster」は、3基の電動モーターを搭載し、最高出力750kW/1020PS、最大トルク1200Nmを発揮し、迫力あるドライビング・エクスペリエンスを実現。0-60mph加速はわずか2秒未満、最高速度は200mphを超え、卓越した乗り心地とハンドリング、俊敏性により、エキサイティングなドライビングを楽しむことができる。

初代および2代目の「Vision GT」レーシングカーの流れるような曲面、ドラマチックなライン、完璧なプロポーションを受け継ぐ一方、展開式キャノピーに代わってドライバーの真正面にスウェプトバック式のエアロスクリーンを装備している。

後方のテールフィンは、ル・マン24時間レースで3度の優勝を飾った「D-TYPE」の代名詞とも言えるものを現代風にアレンジ。最新の数値流体力学解析ツールを駆使して空力的に最適化し、加速していくと瞬時に展開され空気抵抗を最小限に抑え、安定性を高めている。

このテールフィンは「Vision Gran Turismo Roadster」の随所に見られる美しいディテールのひとつで、ジャガーのモノグラム・パターンで構成されたユニオンジャックをフィンそのものにエッチング加工し、さらにLEDでさりげなく照らし出す。このデザインテーマは、フロントフェンダーに配したハンドクラフトのレザーストラップ、アイコニックなフロントグリルの丸型ライトにも共通している。

インテリアには、軽量でしかもラグジュアリーな素材と仕上げ、そして驚くほど精巧なディテールが組み合わされている。オープンコックピットならではの全方位に広がる視界と優雅に流れるような長いボンネットを眺めながら、プレイヤーはゲームに没頭することができる。

カーボンファイバー複合材と先進のアルミニウム合金を巧みに組み合わせた軽量で高剛性のモノコックボディに、最先端のリチウムイオンバッテリーを可能な限り低い位置に配置し、卓越したドライビングダイナミクスに欠かせない低重心と低ロールセンター、50:50に近い重量配分を実現している。

バッテリーからの電力は、ジャガー・レーシングのフォーミュラEの経験を生かして開発された軽量でパワフルかつコンパクトな3つのモーターに供給される。フロントアクスルに1基、リヤアクスルに2基のモーターを搭載し、合計の最高出力は750kW/1020PS、最大トルクは1200Nmという圧倒的なパワーを瞬時に生み出すことができる。

ジャガーの3台の「「Vision Gran Turismo」シリーズなお、新しく発表されたこの「Vision Gran Turismo Roadster」に加え、「Vision Gran Turismo SV」も初めてプレイできるようになっている。2020年12月に発表し、「グランツーリスモ7」で登場予定だった「Vision Gran Turismo SV」は、究極のパフォーマンス、トラクション、高速安定性を実現すべくジャガーがデザインし、ジャガーSVチームがエンジニアリングを担当したバーチャル電動耐久レーシングカーだ。ジャガー・レーシングが開発した最高出力1400kW/1903PSを発揮する電動モーターを4基搭載し、0-60mph加速はわずか1.65秒、最高速度255mphという驚異的なパフォーマンスを発揮する超高性能モデルだ。


「グランツーリスモ」のクリエイター、ポリフォニー・デジタルの山内一典社長は、
「『グランツーリスモ7』に登場するジャガーの『Vision GT』シリーズ3部作の完結となる『Vision Gran Turismo Roadster』を発表できたことを嬉しく思います。ジャガーのデザイン・チームと一緒に仕事ができたことは素晴らしい経験でした。今回の新作で多くの方にバーチャルのハンドルを握っていただけることを楽しみにしています。3台とも、『グランツーリスモ7』がお届けするエキサイティングで新しいユーザー体験に完璧に応えてくれるマシンです」と語っている。

グランツーリスモ7 公式サイト

The post バーチャルでもエキサイティング間違いなし!ジャガーが「Vision Gran Turismo Roadster」を発表 first appeared on オートプルーブ - Auto Prove.

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村