オイルプレッシャーゲージで実測した油圧コンディション
4ストロークエンジンにとって、仮にエンジンオイルが血液ならば、オイルポンプは、まさに「心臓」と呼べるパーツになります。そのように表現されることが多いオイルポンプは、極めて重要なパーツです。だからといって、無意味な分解メンテナンスは必要ありません。
特に、初代カワサキ空冷4気筒エンジンは、油圧コントロールをしっかり行いエンジン開発が進められたようです。その証拠に、よっぽどの間違いが無い限り(エンジンオイルに不純物を混入させてしまうなどなど)、オイルポンプが故障すると言ったトラブルは聴くことがありません。それでも心配な時や現状コンディションを知りたい時には、まずは特殊工具の「オイルプレッシャーゲージ」で吐出圧力を点検してみるのが良いです。
ここでは、現状コンディションを知りたかったので、オイルプレッシャーデータを測定しました。カワサキの初代空冷Zシリーズは、クランクシャフトに「組み立て式」を採用しています。クランクジャーナルの軸受けやコンロッドのビッグエンドを支持するクランクピン部には、ローラーベアリングが組み込まれています。
現代のエンジンのように、高い油圧が必要不可欠なプレーンメタル式の軸受けではありません。プレーンメタルを採用したクランクシャフトの場合は、高い吐出圧力と吐出量を維持しないと、クランクのジャーナルメタルやコンロッドメタルにオイルが行き届かなくなってしまい、焼き付きなどのトラブルに及んでしまう可能性もあります。
カワサキ純正=メーカー発行のサービスマニュアルによるプレッシャーデータは、3000rpmで0.2kg/cm2が標準値のようです。
今回の実測では、3000rpmで0.25kg/cm2だったので、ほぼ許容範囲と言えます。仮に、著しくプレッシャーが低かったり、あるいは高かったりする時には、オイルポンプの分解点検やオイル通路汚れによる詰まりなども想定し、クリーニングが必要になります。この750RS/Z2に関しては、特に、問題無い数値データを得られました。これでひと安心です!!
このオイルギャラリープラグへ取り付けるカスタムパーツにもオイルプレッシャーゲージがありましたが、転倒や立ちゴケ時にゲージが折れてしまい、エンジン始動するとエンジンオイルが吹き出してしまうシーンに何度か遭遇したことがありました。エンジンにとっては一大事なので、カスタムパーツの取り付け時には、十分な注意が必要です。
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