BMWモトラッドは、スーパーバイク『M 1000 RR』と『S 1000 RR』、およびハイパーネイキッドバイク『M 1000 R』と『S 1000 R』の各改良新型を欧州で発表した。
これらのモデルは、技術的および視覚的にアップデートされ、次のモーターサイクルシーズンに向けて標準装備が拡充されている。共通の変更点として、エンジンがユーロ5+基準に適合のほか、Mショートストロークスロットルが採用され、回転角が減少しているのがポイントだ。
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M 1000 RRは、直列4気筒エンジンの出力が160kW(218hp)に増加し、空力性能が向上している。新設計のフロントフェアリングとMウィングレット3.0により、サーキットでのラップタイムがさらに短縮される。ダイナミックトラクションコントロール(DTC)には、新たにスライドコントロール機能が追加され、ステアリング角センサー技術が導入されている。
S 1000 RRは、トラックでの性能がさらに向上し、標準装備が大幅に強化された。プロライディングモードが標準となり、エンジンブレーキやヒルスタートコントロールプロ機能が追加されている。
M 1000 Rは、よりダイナミックなデザインとなり、RRモデルから派生したデュアルフローLEDヘッドライトが採用されている。トラクションコントロールDTCも改良され、特にレースモードでの性能が向上している。
S 1000 Rは、より強力な125kW(170hp)のエンジンを搭載し、短いファイナルドライブ比によりスプリント性能が向上している。新しいデュアルフローLEDヘッドライトと拡張された標準装備が特徴となっている。
またBMWは11月5日より開幕する世界最大規模の二輪車ショー「EICMA2024」(通称ミラノショー)に復帰することが明らかになっている。
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