かつての日本車には初代カリーナEDをはじめ、流麗なボディスタイルを持つ4ドアクーペが数多く存在していた。この4ドアクーペというカテゴリー、BMWのグランクーペやメルセデスベンツのCLSクラスなど今や輸入車のモデルの最新トレンドにもなっているのだが、日本車は1980年代にそれを先取りしていたのだ。その当時の熱気を振り返ってみよう。
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みんなのコメント
それがどうよ、四半世紀遅れて欧州メーカーが4ドアクーペ出し始めた後の評論家の掌返しし、、、いやはや。
だけど家庭の事情で4ドアの車を選択しなきゃならない若者にとっては救世主みたいな車だった。
この頃の4ドアハードトップは室内空間を確保するためにセダンベースが普通だった。
それとは真逆の発想でクーペボディーを4ドア化させたのがEDだった。
だから全高はセリカとほぼ変わらない高さだったが、トヨタの仕上げは、そんな単純なものではなかった。
運転席の頭上空間を確保する為に座席の高さはMR2よりも引く抑えてきていた。
後席の広さを確保する為に燃費タンクの形状と位置を工夫して座面をできるだけ低くして、大人でも膝が前席に当たらないようにフロントシートの背もたれにも工夫を凝らしていた。
新しいジャンルの車なのにあらゆる角度から車を作り上げたトヨタの凄さに感心した車だった。