フェラーリは、2018年の旧型マシン『SF71H』を使い、5日間に及ぶプライベートテストをフィオラノで実施している。1月27日(水)には、カルロス・サインツJr.が走行を担当した。
マクラーレンから加わったサインツJr.。公式プレシーズンテストの日程が6日間から3日間に短縮されたこともあって、サインツJr.がチームに慣れるのを助けるということが今回のテストの大きな目的のひとつだった。
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27日の朝、サインツJr.は黒と赤のカラーリングが施されたヘルメットをかぶり、SF71Hに乗って走行を開始。サインツJr.にとっては、昨シーズンの最終戦アブダビGP以来のF1走行となった。
サインツJr.はフェラーリのファクトリーで積極的に新しい同僚と仕事をしたり、シミュレーターで走行したりと、多くの時間を過ごしている。
フェラーリはもうひとりのレギュラードライバー、シャルル・ルクレールもこのプライベートテストで100周以上を走破し、2021年の初走行を済ませている。
サインツJr.は27日に加え、28日の午前まで走行を担当。28日の午後はハースF1チームからF1デビューする予定のミック・シューマッハーがステアリングを引き継ぐ予定だ。29日の午後には、フェラーリのリザーブドライバーを務めるカラム・アイロットがマシンに乗り込み、計5日間に及ぶテストを締めくくる。
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