■無駄なもの省きすぎ!新興EVメーカー「ボリンジャーモーターズ」
アメリカの新興EVメーカー・ボリンジャーモーターズは、車両の電動化を支援する商用プラットフォーム「B2 CHASS-E CAB」を開発中だと2021年5月10日に明かしました。
ボリンジャーモーターズとは、どのようなメーカーなのでしょうか
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テスラ「サイバートラック」の発表以来、GMやフォードなどの米国メーカーから続々とピックアップEVが発表されました。
それはアメリカの伝統的なOEMメーカーだけでなく、同国の新興EVメーカーでもみられ、リビアンやカヌーなどピックアップEVをリリース予定です。
アメリカのEV普及はピックトレンドとして進捗していく可能性を感じますが、ボリンジャーモーターズもそんな新興EVメーカーのひとつです。
ボリンジャーモーターズは2019年のロサンゼルスモータショーで、SUVタイプのEV「B1」とピックアップトラックタイプのEV「B2」のプロトタイプを初公開しました。
エクステリアはとてもシンプルな直線を多用したデザイン。インテリアも同様にシンプルで、メーターやアクセル、ブレーキペダルなど最低限の装備のみです。
構造自体もとてもシンプルなので、ドアやウィンドウ、ルーフパネルをすぐに取り外すことができます。
パワートレインは、B1とB2共にフロントとリアに1モーターを搭載するデュアルモーター方式で、614馬力を発揮、0-96km加速は4.5秒、最高時速は160km/hです。
モーターは完全に床下に収められ、前後の重量配分も45:55と最適化。さらに前後に設置されたモーターが独立して前後の車輪を駆動させる高性能AWDに加え最低地上高は約380mmと、高い走破性能も期待できます。
バッテリーの容量は142kWhで、航続距離は321km(EPA)と日産「リーフ(62kWhバッテリー搭載車)」より少し短いくらいです。
ボディサイズは、B1が約全長約4400mm×全幅約2000mm×全高約1900mm。B2が全長約5200mm×全幅約2000mm×全高約1900mmとなります。
ボリンジャーモーターズのクルマの特徴として、長尺物の積載性能があります。EVなのでエンジンが無いために車内を完全に貫通する形での積載が可能で、スペースを目いっぱい使えば車両全長とほぼ同等の長尺物が積載可能です。
価格はB1、B2共に12万5000ドル(日本円で約1350万円)で、2021年後半に生産開始を予定しています。
※ ※ ※
ボリンジャーモーターが開発している、商用プラットフォームB2 CHASS-E CABはシャシと車両前部のボディ(フロントから運転席・助手席まで)のみを提供し、車両後部に目的に合わせた架装を乗せることができるものです。
同プラットフォームは後輪駆動、デュアル後輪駆動、全輪駆動の3種類が用意され、これによりあらゆる商用車(クレーン車やトラック、はしご車など)を電動化することが可能になります。
※ ※ ※
ボリンジャーモーターは「最初の生産では米国とカナダの市場を優先していますが、将来の生産では輸出市場を計画しています」とコメントしています。
今後の具体的な計画については明らかにされておりませんが、EVの新たな可能性が広がりそうです。
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みんなのコメント
それより注目すべきはバッテリーの総電力量
なんと142kWhでリーフ+eの2倍以上、エネルギー効率の悪い車といえよう。
石炭を燃やして電気を作っている日本では、こんな車を買ってもCO2の削減には結びつかない。
まあ買うやつは環境意識なんてないだろうがw