伊フィアット、500を改良

伊フィアットは4日、500（チンクエチェント）を改良し、発表した。今回の改良では、従来の500らしいデザインを残しながら、合計1800箇所におよぶ変更を加えたという。

エクステリアは、ヘッドライトのデザインが変更されたほか、LEDデイライトが追加され、グリルやバンパーの形状も見直されている。リアもリアコンビネーションランプの意匠が変更されている。ボディサイズは全長3570mm×全幅1630mm×全高1490mm（本国仕様）。

インテリアは、ダッシュボードが新デザインのものに変更され、5インチモニターが追加された。

ハッチバックとコンバーチブルの2タイプが設定されるのはこれまで通りで、グレードは“ポップ”、“ポップスター”、“ラウンジ”の3種類が設定される（本国仕様）。全車に7つのエアバッグ、6スピーカー、外部音楽プレーヤーとの接続が可能なUSBポート、LEDランニングライトが標準装備される（本国仕様）。

ポップスターには上記に加え、マニュアルエアコン、サイドミラーのクロームプレート、ビンテージスタイルのホイールセンターキャップが、ラウンジにはさらにパノラミックガラスサンルーフや15インチアルミホイール、フロントグリルのクロームプレート、スマートフォンのappを操作できるタッチスクリーン式のインフォテイメントシステムなどが装備される。

エンジンは、ガソリンが900ccのツインエア（85hp仕様と105hp仕様）、1.2リッター（69hp）、LPGとガソリンの両方を仕様可能なバイフューエル（69hp）の3タイプ。ディーゼルは1.3リッターマルチジェット（95hp）、1.2リッター（69hp）の2種類が設定される。また一部の国では、ツインエアのNA仕様（65hp）と1.4リッターガソリン（100hp）が設定される。