2018年6月に、40年近い車歴の中でも最大級のモデルチェンジが施された最高級クロスカントリービークル『メルセデス・ベンツ Gクラス』に、AMGモデルの特別仕様車が登場した。この『メルセデスAMG G63 STRONGER THAN TIME Edition』は、シルバーシャドウアクセントを随所に採用したシックなエクステリアに、専用の22インチアルミホイールを装着するなど、さらに屈強なスタイリングが採用され、3月24日から発売開始となっている。
この限定車のベースモデルとなる『メルセデスAMG G63』は、モータースポーツ活動も手掛けるメルセデスAMG社が完全自社開発した4リッターV8直噴ツインターボの“M177”を搭載する。
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最高出力585PS、最大トルク850Nmを発生するこのエンジンは、砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを実現。シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工や、2基のターボをVバンク内に配置した“ホットインサイドV”レイアウトなど、コンパクト化と高効率化が追求されている。
その他にも『メルセデスAMG G63』専用装備として、コーナリング時やブレーキング時には硬いスプリングレートに瞬時に切り替えることで、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングを実現するAMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションや、AMG強化ブレーキを採用した。
そんな高い基本性能はそのままに、エクステリアではサイドミラー、サイドストリップ、ブレーキキャリパー等にシルバーシャドウのアクセントを施し、シックなエクステリアを演出。さらにボディ同色のスペアホイールカバーや、マッドブラックとハイシーンを組み合わせたバイカラー22インチクロススポークアルミホイールを特別装備し、ベースモデルとは明らかに異なる屈強な外観となっている。
一方のインテリアは、特別仕様車専用のチタニウムグレーとブラックのナッパレザーを採用し、助手席には“STRONGER THAN TIME”ロゴ入りのナッパレザーグラブハンドルを装備。
さらに前席には暑い時期のシートと接する部分の蒸れを防ぐシートベンチレーターや、リラクゼーション機能、素早く発動するシートヒーター・プラスを備えた極めて滑らかな肌触りのAMGエクスクルーシブナッパレザーシートや、通常オプション設定のAMGエクスクルーシブパッケージが採用された。
その他、トリムの随所にカーボンを採用することでスポーティなインテリアを演出するAMGカーボンインテリアトリムなども標準装備されている。
ボディカラーはダイヤモンドホワイト(限定150台)と、マグノナイトブラック(限定 100台/18万円高)の2色展開。全250台限定で、価格は2450万円となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp
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