■セルフ式ガソリンスタンドで気をつけたいこととは
最近では多くの場所にセルフ式のガソリンスタンドがあり、自身で給油を行っているという人も多いでしょう。
【画像】「え…!」 これが給油口の中身です! 意外な構造を画像で見る(21枚)
一方でガソリンは危険物であり、取り扱いには十分注意しなければなりません。では、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか。
ドライバー自身が給油できるガソリンスタンドが増え、クルマへの給油は身近となっています。
一方でガソリンは消防法で規制される「危険物」であり、気温がマイナス40度でも気化し、小さな火源でも燃焼する性質があることを忘れてはいけません。
このため、ガソリンスタンドでは引火するものは当然持ち込み厳禁であり、例えばエネオスでは「セルフステーション内は火気厳禁・禁煙です」と必ず案内されています。
タバコはもちろんですが、電子タバコも注意が必要です。
最近では、電子タバコの取り扱いについて、2024年8月頃にAさんが「冷や汗出た」とつづったSNSの投稿が話題を集めました。
投稿された写真には、Aさんの知人であるBさんがガソリンを給油する姿が映し出されていますが、手には給油ノズルとともに“電子タバコ”を持っている様子が映っています。
この投稿を見たユーザーからは、「ぎゃあああああ」「アッカーーーーン!!!」「ちょっと間違えたらガソスタごと吹き飛ぶぞ」と多くの声が寄せられるなど、多くの反響を集めました。
電子タバコであっても、引火する可能性には変わりなく、例えば加熱式たばこIQOS(アイコス)の説明書には必ず「燃えやすいもの、液体、ガスのある場所では使用しないでください」との注意書きがあります。
Aさんによれば、「僕のほうから叱っておきました」と説明しており、Bさんには直接伝えたとのこと。
今回の投稿では、深刻な事態にはならなかったものの、火災などになる可能性は十分あったといえます。
投稿について別ユーザーからは「ほとんどの人は理解していると思うけど、実際あまり理解していない人もいると思う」「意外とわからない人いるんじゃないかなー」「アイコスも危険!」「ガソリンの取り扱いにはホント気をつけないと」とさまざまな意見が寄せられていました。
コンパクトで携帯しやすい電子タバコですが、改めてガソリンスタンドでの取り扱いに注意が必要と再認識する投稿だったといえるでしょう。
■ほかにも気をつけたい「ガソリンスタンド」での注意点
またセルフ給油をするときは給油を行う前には必ずエンジンを停止することが大切です。
危険物の規制に関する政令(取扱いの基準)第27条6項第1号では、「自動車等に給油するときは、自動車等の原動機を停止させること。」と定められています。原動機とはエンジンを指します。
このため、マナーやガソリンスタンドが決めたルールなどではなく、給油時のエンジン停止は法律で定められています。
では、そもそもなぜエンジンを停止する必要があるのでしょうか。
ガソリンは、前述にもある通り、消防法により「危険物第4類第1石油類」に指定されており、低温でも気化し、爆発性の蒸気となります。
気化したガソリンは空気より重く、地表やくぼみに溜まりやすい性質があり、静電気のようなわずかな火花で引火する危険性があります。
またクルマのエンジンがついた状態で誤って発進してしまった場合には、給油ノズルがクルマから抜け、ガソリンを周囲に撒き散らし、引火してしまう危険性も考えられます。
万が一引火した場合は、重大な事故につながってしまうため、給油時のエンジン停止が法律で義務化されているのです。
※ ※ ※
ガソリンスタンドでは、しっかりクルマのエンジンを停止してから、設置してあるパネルを用いて、支払い方法や油種を選択します。
レギュラーは赤、ハイオクは黄、軽油は緑と色が分かれているため、入れ間違えしないよう注意が必要です。
また体にたまっている静電気を逃すため、静電気除去シートに触れることを忘れないようにしましょう。
その後給油口の蓋を開けて給油キャップを外し、ノズルレバーを引いて給油を行います。
指定した金額や数量になると給油がストップするようになっているので、終了後ノズルを元の位置に戻します。自動的に給油が止まったら、それ以上給油をしないよう注意しましょう。
最後は忘れずに給油キャップ給油口のフタを閉めます。
セルフ給油を行う際は、ガソリンの取り扱いには十分に注意し、適切なルールを守って給油するようにしましょう。
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みんなのコメント
そんな簡単に引火するかよ、と気にもしてなかった
こんなヤツらが消防団とかウソやろ