吸気系パーツ・モジュールのみならず、現在では制御システムやエンジンマネジメントシステムまで、幅広い分野で事業展開しているケーヒン。今回の展示会では、小型二輪車用エンジンマネジメントシステムを初公開していた。TEXT:川島礼二郎(KAWASHIMA Reijiro)
世界最大の二輪車市場インド。2017年度(2017年4月~2018年3月)のインドにおける二輪車生産台数と販売台数は、共に2,000万台超。2017年の日本は生産台数が約65万台、販売台数が約36万台であるから、その大きさは文字通り桁違いだ。
ケーヒンが展示していたのは、そんな巨大市場インドに向けた小型二輪車用エンジンマネジメントシステムだ。2020年に強化される環境規制基準に合わせた排出ガスのクリーン化と燃費向上に貢献するFIシステム4製品(電子制御ユニット、スロットルボディ、インジェクター、燃料ポンプモジュール)で構成される。
ECUは、高精度デバイスコントロールにより、EURO5をクリアしつつ燃費を向上させる。ケーヒン製品は顧客ごとにカスタマイズしたり、オリジナル制御技術を提供できる。インジェクターは業界トップクラスの小型化・軽量化を実現している。車両デザインの自由度を高める。スロットルボディは吸気温度センサー・吸気圧センサー・ソレノイド式指導装置を搭載しつつ、小型二輪車に最適な小型化を実現している。燃料ポンプモジュールはブラシレスモーターポンプを採用。小型化と低コストを実現している。
コストに配慮しつつも、充分な性能と小型化・軽量化を実現するケーヒンの小型二輪車用エンジンマネジメントシステム。インド市場での躍進が期待される。
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