モトモリーニ「Calibro」 ハードサドルバッグとフェアリングを標準装備したバガーバージョンを発表

　イタリアのバイクブランド「Moto Morini（モトモリーニ）」は、新型クルーザーモデル「Calibro（カリブロ）」のバガーバージョンを発表しました。

　トリヴォルツィオにある本社のイタリア人デザインチームによりデザインされたCalibroは、モダンでアグレッシブなカスタムスタイルでありながら、乗りやすく扱いやすいバイクを求めるライダーに焦点を当て開発されたクルーザーモデルです。

　頑丈なスチール製ダブルクレードルフレームに同社のネイキッドモデル「Seiemmezzo」と同様の排気量649ccパラレルツインエンジンを搭載するCalibroでは、フロント18インチ、リア17インチのチューブレスアルミホイールを採用。

　よりアクティブなライディングを楽しみたい場合は後方に、リラックスしたライディングを楽しみたい場合は前方にと、自分のスタイルに合わせてカスタマイズ可能なフットコントロール、取り外し可能なパッセンジャーシート、デジタル・ディスプレイと一体化したアナログメーターなども搭載されています。

　なお、新たに発表されたバガーバージョンでは、スタイリッシュなハードサドルバッグとフロントフォークマウントのフェアリングを搭載することでツーリング時の快適性と利便性が高められています。

Comments

[furima-jirosan]

モトモリーニは87度Vツイン1200㏄エンジンを積んだネイキッドの
コルサーロやスクランブラー、クロスオーバーのグランパッソなど、
ブランド復活当初はかなりハイエンドなバイクを造っていましたが、
メーカーそのものが大変小規模であったこともあり、現在では中国資本の
下で経営再建を図っているようです。
同車は日本にも以前、著名インポーターの手で少数輸入されておりました。
コルサーロにちょっとだけ乗ったことがありますが、かなり高速向きで
乗り手を選ぶ辛口バイクだなという印象でした。
この新型クルーザーは、恐らく欧州のA2免許対応の比較的乗りやすい
バイクかと思いますが、日本には入ってこないかもしれませんね…