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BEVでオープエアが楽しめる!フィアット「500e」サブスクで6月25日発売

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BEVでオープエアが楽しめる!フィアット「500e」サブスクで6月25日発売

ステランティス・ジャパンは2022年4月5日、フィアットで初となるBEV「500e(チンクエチェントe)」を発表し、6月25日から発売する。

フィアット500e(プロジェクト332)は本国では2020年3月に発表されたが、その後の生産立ち上がり段階で新型コロナウイルス感染拡大によるイタリアにおけるロックダウンなどにより生産が遅れ、その後ヨーロッパでの発売などを経て、南米仕様や右ハンドル仕様の生産が立ち上がり、日本に導入されることになったのだ。

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【関連記事】フィアット 500e 現地詳細情報:https://autoprove.net/imported-car/fiat/fiat500/190048/attachment/20_new-500/

「500e」のボディサイズは、全長3630mm、全幅1685mm、全高1530mmという軽自動車に近いサイズで、日本の道路環境でも扱いやすいボディサイズとなっており、歴代チンクエチェントから受け継いだアイコニックなデザイン、最新の先進運転支援システムを備えた、Aセグメントの革新的な電気自動車(BEV)だ。

EVならではの新しい運転感覚を提供する一方、チンクエチェントならではのあらゆる人にとってフレンドリーで愛らしい、フィアットのDNAを色濃く継承しているといえる。

エクステリアは、従来の500のイメージを踏襲しながらも、BEV専用に完全な新設計となっている。ボディバリエーションは、3ドアハッチバックと電動開閉式ソフトトップを備えたカブリオレの2種類が設定され、カブリオレ・モデルは現在のところ電気自動車では唯一無二の存在で、EVならではの静粛でスムーズなドライブとオープンエアの楽しさが組み合わされている。

インテリアは、FIATのロゴをあしらったモノグラムのシート表皮や、トリノの街並みが描かれたスマートフォン・トレイ、ドアハンドル底面にあしらわれた「Made in Torino」の文字やNuova 500のイラストレーションなど、細部までこだわった遊び心のあるデザインにより作りこまれている。またインストルメントパネル中央には10.25インチのUconnectディスプレイが配され、Apple CarPlayにワイヤレス接続、Android Autoの有線接続に対応している。

500eは、3種類のモデルをラインアップしている。16インチ・アルミホイールや7インチ・フルカラーTFTマルチインフォメーションディスプレイ、衝突被害軽減ブレーキ、クルーズコントロールなどを備えたエントリーモデルの「Pop」(受注生産)、LEDヘッドライト、オートハイビーム、17インチ・アルミホイール、レザーシート、シートヒーター、アダプティブクルーズコントロールなどの上級装備を搭載する「Icon」、Iconと同等の装備を持つカブリオレモデル「Open」の3モデルだ。

パワートレーンは全車共通で、最高出力87kW(118ps)、最大トルク220Nmの電気モーターを搭載。バッテリーは42kWhのリチウムイオン・バッテリーパックを床下に配置し、低重心化と優れた重量バランスを実現するとともに、コンパクトなサイズながら最大335kmの航続可能距離(WLTC)を達成している。充電は単相交流200V用の普通充電と、付属のCHAdeMOアダプターを介した急速充電に対応している。

500eは3種類の運転モードの選択が可能なe-モードセレクターを備えている。「NORMAL(ノーマル)」ではアクセルペダルの応答性が高く、エンジン車のようなドライブ感覚を楽しめ、「RANGE(レンジ)」では、回生ブレーキの効きが強まり、アクセルペダルを離しただけでブレーキを掛けたような強い減速が得られる。そして「SHERPA(シェルパ)」は、アクセルレスポンスの制御やシートヒーターのオフなどによりエネルギー消費を抑え、航続距離を最大化するエコモードだ。

500eは、電気自動車に求められる車両接近通知装置(AVAS)のサウンドにもこだわり、イタリア人作曲家ニーノ・ロータによるメロディを乗せたオリジナルのサウンドを採用し、車両の接近を心地よいメロディで周知する。また起動ボタンを押した際にはユニークなサウンドを楽しむこともできる。

500eは、安全運転をサポートする運転支援機能は最新世代を導入。先行車だけでなく、歩行者や自転車も検知可能な衝突被害軽減ブレーキをはじめ、車線から外れそうになるとハンドルの振動や警告音で注意を促すレーンデパーチャーワーニング、リヤパーキングカメラ(ステアリング連動ガイドライン付)、オートマチックハイビームなどを全車に標準標準装備している。

また、前走車と一定の車間距離を保ちながら設定速度に巡航するアダプティブクルーズコントロールや、車線の中央を維持した走行をサポートするレーンキーピングアシスト、サイドミラーの死角にある並走車の存在をミラー内のアイコンで確認できるアクティブブラインドスポットアシストなどもグレードにより標準装備している。

120年を超える歴史の中で培われたフィアットの車作りの哲学や愛らしいデザイン、最先端の先進技術が結集された新世代カーの「500e」は、最適なシティでのパーソナルモビリティとして独自性を強調している。

価格

ただし、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(CEV補助金)が65万円+自治体補助金により減額。また実際の販売はサブスクリプション、またはリース方式サブスクリプション、リース方式を採用

この新型500eは、新たなサブスクリプション型カーリース「FIAT ECO PLAN」、またすでに提供中の「パケットFIAT」でのみ販売されるのも特長だ。

2種類のカーリースのみを前提とすることで、シンプルな定額プランが実現し、環境に配慮した電動シティカーを購入しやすくしている。また契約期間には充実したメンテナンスがパッケージ化さえており、安心して500eに乗り続けることができるのだ。

「パケットFIAT」と「FIAT ECO PLAN」はともに、頭金の準備や複雑なEV補助金申請、税金の支払い、契約期間中の整備点検費用(充電費用などは除く)が必要なく、月々の定額利用料で車両に乗ることができるプログラムだ。

ふたつのプログラムの違いは、任意自動車保険を含むか否か、また途中解約が可能であるかどうかだ。サブスクリプション型リースの「FIAT ECO PLAN」には年齢や保険等級を問わない任意自動車保険がセットになっており、車両保険や万一の際の弁護士費用、さらにはボディやガラス、タイヤまでを含む安心の補償を提供。また契約期間中に車両が不要になった場合には、6カ月毎の更新月に清算金を支払うことで、早期の契約終了が可能だ。
月額利用料(すべて消費税込)の例としてはサブスクリプション型の「FIAT ECO PLAN」で500e Popが5万3900円(ボーナス払い10回・11万円)、「パケットFIAT」で500e Popが3万4000円(ボーナス払い10回・11万円)。契約終了後は車両を返却し、新しいクルマへと乗り換えができる。

・パケットFIAT: https://www.fiat-auto.co.jp/pacchetto_fiat/500e/
・FIAT ECO PLAN: https://www.fiat-auto.co.jp/fiat_eco_plan/

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