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GRヤリスの通常モデルのラインアップが発表。RZに加え、CVT車と競技ベース車を設定

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GRヤリスの通常モデルのラインアップが発表。RZに加え、CVT車と競技ベース車を設定

トヨタが本年9月ごろの発売を予定するGRヤリスのラインアップをアナウンス。1.6Lターボエンジン+6MT+4WDのRZ/RZ“High performance”のほか、RZと同じパワートレインを積む競技ベース車のRC、そして1.5L自然吸気エンジン+10CVT+FFのRSを用意

 トヨタ自動車は6月2日、本年9月ごろの発売を予定するGRヤリスのラインアップを発表した。
 FIA世界ラリー選手権(WRC)を「勝ち抜く」ために生まれたホモロゲーションモデルの新型車GRヤリスは、本年1月10日開幕の東京オートサロン2020にて世界初公開。同時に、特別仕様車の「RZ“First Edition”」と「RZ“High-performance First Edition”」の先行予約を同日より開始したが、すでに日本と欧州で約6000台の受注を獲得しているという。先行の特別仕様車に関しては、6月30日まで予約を受け付け。そして、本年9月ごろから通常モデルの発売を行う予定だ。

GRヤリスの先行予約が2週間で約2000台を達成! そのうちの8割が上級仕様のRZ High-performance First Edition


 通常モデルのGRヤリスは、3タイプで構成する。
 まず、卓越した走行安定性や圧倒的な加速と気持ちの良いエンジン回転数の伸びを体感できる高出力モデルの「RZ」。パワーユニットには新開発の小型軽量ハイパワーのG16E-GTS型1618cc直列3気筒DOHC直噴インタークーラー付ターボエンジン(272ps/37.7kg・m)を搭載し、トランスミッションには専用セッティングの“iMT”6速MTをセットする。駆動機構には、多板クラッチによる前後駆動力可変システムを採用した新開発のスポーツ4WDシステム“GR-FOUR”を組み込んだ。また、BBS製鍛造アルミホイール+ミシュラン製Pilot Sport 4Sラジアルタイヤや前後トルセンLSDなどを装備したハイパフォーマンスバージョンの「RZ“High performance”」も設定する。


 次に、競技ベース車の「RC」。パワートレインは基本的にRZと共通で、走りに必要な装備以外を極力排除した軽量モデル(車重はRZの1280kgから30kg減の1250kg)に仕立てている。足もとはRZの225/40R18タイヤから205/45R17タイヤに換装した。

 そして、GRヤリスの研ぎ澄まされた走りを気軽に楽しめるバージョンの「RS」。パワーユニットにはM15A-FKS型1490cc直列3気筒DOHCダイナミックフォースエンジン(120ps/14.8kg・m)を搭載し、トランスミッションには発進用ギアを追加して低速から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現するDirect Shift-CVTを採用。また、CVTにはマニュアル感覚の操作が楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフトを組み込んだ。

 なお、今回の通常モデルのアナウンスと同時に、先行予約モデルの「RZ“High-performance First Edition”」および「RZ“First Edition”」の新たな装備の一部も公表される。まず、ルーフには標準のマットブラック塗装仕様に加えて、オプションでマーブル柄カーボンルーフを設定。また、エモーショナルカラー プレミアムスポーツシートもオプションで用意する。さらに、豊田“モリゾウ”章男社長の「モリゾウサイン」が入ったウインドシールドガラスを特別装備すると公表した。

 先行予約した顧客には、指定の販売店で7月中に商談を開始し、成約後は予約順に優先的な生産を実施する。そして、成約ユーザーにはWRCラリージャパンチケットとGRヤリスのオリジナルミニカーを特典として配布する予定だ。

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モーサイ

みんなのコメント

2件
  • 変態好みのRCを選びます。余計なものはいらない。昔ランエボのRS乗っていました。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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