ヤマハ「TRACER9 GT」 新色を採用した2023年モデル発売

　ヤマハは、大型モデル「TRACER9 GT（トレーサー・ナイン・ジーティー）」の2023年モデルを4月20日に発売します。

　2021年に「トレーサー900」の後継機種として登場したトレーサー9GTは、ネイキッドモデル「MT-09」と同じく排気量888ccの直列3気筒エンジンと搭載するスポーツツーリングモデルです。

　“Multirole fighter of the Motorcycle”をコンセプトに開発されたトレーサー9GTは、MT-098と共通のフレーム、エンジンを使用しつつ、専用のスイングアームやサブフレームを採用。

　走行中に減衰レベルを自動調整してくれるKYB✕ヤマハの電子制御サスペンション「KADS」、新製法で造られた軽量なアルミ鋳造ホイールなどを備えることで軽快かつ安定感のある走行性を実現しています。

　また、トレーサー9GTでは　IMU（慣性計測装置）を活用した運転操作を支援する各種制御を搭載したほか、機動性と機能性を表現したスタイリングを採用。

　燃料計やシフトインジケーターなどの表示、クルーズコントロールシステムのセット速度を確認できる機能を追加した3.5インチダブルTFTメーターなど充実した装備が搭載されています。

　そのほか、双方向のクイックシフターやD-MODE（走行モード切替システム）も搭載されたトレーサー9GTは、ホワイトとブラックの2色展開で、価格（消費税10%込）は149万6000円となっています。