F1ブラジルGPで、フェラーリのシャルル・ルクレールは予選4番手タイムを記録。しかし前戦アメリカGPでパワーユニットが故障し、エンジン交換が必要となったため今回10グリッド降格のペナルティを受け、14番グリッドからスタートすることになる。
結果として、ルクレールがポールポジションにつくことは始めから不可能なわけだったが、彼はこの予選でトップタイムを出すことが可能だったはずだと考えており、それを達成できなかった自身に憤りを見せた。
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「Q3での僕のラップにはとてもガッカリしている。最初にタイムを計測したラップは、ポールポジションに十分か、2番手だったとしてもポールに非常に近いタイムが出せると考えていたんだ」
「僕が馬鹿だった。最終コーナーで大きな大きなミスを犯したんだ。そこで僕は0.3~0.4秒の代償を支払った。これは完全に僕の失敗だし、そこから学ばないといけない」
「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。少なくともマシンはポールポジションを争えるだけの物だったと思うし、それだけの仕事ができなかったから、ガッカリしているよ」
ルクレールはそう予選を振り返った。しかし既に視線はレースに向いているようで、“フルアタックモード”で決勝に挑むと語った。
なおルクレールはQ2をミディアムタイヤで通過している唯一のドライバーであるため、少なくともスタート時に上位陣とは別の戦略を採ることができる。
「トップ10のドライバーよりも硬いコンパウンドのタイヤでスタートすることになる。だから上手くいけばアドバンテージを得て、(先頭集団へ)戻ってくる事ができるはずだ」
「(どうなるかは)時が経てば分かるだろう。だけど僕は全力を尽くすよ。とても重要となる序盤の数周は、可能な限りアグレッシブに行くつもりだ。そして願わくばそのペースがポジションを取り戻す助けになればいいと思う」
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