2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは15位でレースを終えた。ベッテルはレース終盤にギヤボックスのトラブルに見舞われ、61周で完走扱いとなっている。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 決勝=15位(DNF)
何かとうまく行かない1日だった。まずレースが始まる前から、グリッドへ向かう途中でトラブルがあり、ピットレーンからのスタートを強いられた。レースはウエットでのスタートだったので、そのこと自体はあまり大きな痛手ではなかった。ただ、その後に科された10秒のペナルティで、すべてのプランが台無しになった。通知があった時には、もう走り始めて20分も経っていたからね。
ストロール8位「直前のトラブルに対応してくれたチームに感謝」アストンマーティン/F1第2戦
最初のうちはひどく厄介な路面コンディションで、オーバーテイクはとても難しかったけど、まもなく乾いたラインができ始めた。やがて路面はどんどん乾いてきたので、早めにドライタイヤに交換するというギャンブルに出た。実際、レースのある部分では、全体のなかでもかなり速かったんだ。ところが、そこで赤旗が出てレースは中断された。そのこと自体は正しい判断だったと思うけどね。
そして、再スタートではスタンディングスタートになる方に賭けて、ソフトタイヤを履いたのに、レースコントロールが選択したのはローリングスタートだった……。ミディアムと比べると、当然のことながらソフトはデグラデーションが大きくて、終盤にかけて状況は一段と厳しいものになった。
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