■イタリアとアメリカの合作スーパーカーとは?
1960年代も終盤を迎えた頃、イタリアのデ・トマソとアメリカの巨人、フォードとの間でひとつの魅力的な新型車プロジェクトが立ち上がる。
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それはデ・トマソの手によって生み出されたスーパースポーツを、フォードのリンカーン・マーキュリー部門のディーラー・ネットワークを通じて、全米で販売するというものだった。
当時フォードのトップにあったリー・アイアコッカが想定した年間販売台数は、デビュー年で1000台。
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なかなかの存在感で、ポルシェよりは注目を浴びていた。