『ムーラン・ルージュ』(2001年)や『華麗なるギャツビー』(2012年)で知られるバズ・ラーマン監督の最新作『エルヴィス』。そのタイトル通り、ロックンロールの帝王ことエルヴィス・プレスリーの生涯を描いた伝記映画です。
エルヴィスを演じるのは子役出身、現在30歳のオースティン・バトラー。大作での主演は今回が初となりますが、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)の終盤でひどい目に遭うマンソン・ファミリーの一員、と聞けば長身痩躯で彫りの深い彼の容姿が思い出せるでしょう。
本作で主に描かれるのは歌手活動を開始した1950年代から死去する1970年代までのエルヴィス。世界一売れたソロアーティストとしてギネス認定されている彼の、まさに社会現象そのものだった半生を追っていきます。そして彼のデビューから死までに深く関わっていたとされるマネージャー、トム・パーカーを特殊メイクで演じるのは名優トム・ハンクス。エルヴィスをスターダムに押し上げた立役者であり、60年代には彼を映画スターへ転身させようとした悪名高い人物でもあります。
映画進出期には似たような設定の青春映画に何十本も出演していたエルヴィス。『ブルー・マイアミ』(1967年)ではハーレーダビッドソンのエレクトラグライド、『青春カーニバル』(1964年)ではホンダのドリームに乗っています。ハーレーはプライベートでも好んで乗っていたようで、最後に所有していたエレクトラグライドはオークションにかけられ、50年代に購入したKHは博物館に所蔵されているそうです。
70年代にはカート・ラッセル、2000年代にはジョナサン・リース・マイヤーズ主演でエルヴィスの伝記映画が製作されましたが、その波乱万丈の半生は捉える角度によって異なる印象を与えます。果たして今回はどこまで稀代のスターの真実に切り込むのか? 大きな劇場で大音量で観たい『エルヴィス』は2022年7月1日(金)より全国ロードショーです。
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