「2018年冬~2020年に続々新型投入!! 三菱・ホンダ・ダイハツ新車の噂を追え!」が好評だ。あくまで噂であるとはいえ、やはり新車・新技術の話にはワクワクさせられるし、何より楽しい。
そこで今回は、日産・マツダ・スバル・スズキの噂たちをお届けする。「三菱・ホンダ~」編と合わせれば、未来の自動車メーカーの様相が見えてくるかもしれない。
※本記事は2018年2月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2018年3月26日号
■日産編
「2018年の販売戦略会議で出された資料」なる怪情報がネットに流れ、今後、国内の車種ラインアップを大幅に削減すると噂されている日産。
その真偽のほどを関係者に取材すると、「一部は合っているが、新規に投入するモデルのことが書かれていない」という。
国内向けの車種を整理、統合する方向なのは確かだが、新しく生まれるクルマもある。日産の今後の動きはどうなるのか。ベストカーが入手した独自の情報を紹介する。
【日産の気になるウワサ(1)】 国内市場の優等生エクストレイルは2019年フルモデルチェンジ!
日産関係者が指摘していたように、整理されるクルマもあれば、新規に投入されるクルマもある。
残念ながらGT-R、エルグランドが整理されるモデルであるとしたら、新規投入の期待の星はエクストレイル。来年夏頃にフルモデルチェンジが予定されている。
現行型は2Lのガソリンエンジンと1モーター2クラッチタイプのハイブリッドというラインアップだが、次期モデルはノート、セレナで好評のe-POWERを搭載することになる。ノートよりも出力の大きいエンジン、モーターを使い、重量増に対応。モーター駆動の爽快な走りを楽しめるクルマとなる。
また、e-POWERには4WDの設定がないため、現行型のハイブリッド4WDも残すという情報もあり、ユーザーの嗜好に対応。いずれにしても純ガソリンエンジンは姿を消すことになりそうだ。
【日産の気になるウワサ(2)】 今度は相当かっこいい? 次期マーチは2019年デビュー!
ノートと対照的にマーチの販売不振は深刻。採算割れで整理の対象となってもおかしくないはずだが、国内市場のメインカテゴリーとあって、次期モデルが予定されている。
今度のマーチはエッジのきいた相当スタイリッシュなデザインになるというから期待が膨らむ。
ノートとの差別化を図る必要もあり、よりコンパクトでスポーティな雰囲気を強調したモデルになるという情報だ。これもパワーユニットはe-POWER。現行モデル同様にNISMO仕様も計画されており、NISMOもe-POWERとなりそうだ。
【日産の気になるウワサ(3)】 リーフに続くEVは2020年以降続々登場?
日産、ルノー、三菱アライアンスの中期計画によると、2020年までにEV専用の共通プラットフォームを実用化し、新しいEVモーターおよびバッテリーを投入。また、2022年までに12車種のEVを発売し、EVの航続距離600kmを達成するとしている。
3社共通の計画で、日産ブランドのEVが何車種登場するかは不明だが、2020~2022年に、いよいよリーフに続く量産EVの販売が本格化するということ。なかでも日産の次のEVは小型車とクロスオーバーになるという噂だが、果たして?
■マツダ編
昨年、次世代テクノロジーの「SKYACTIV-X」を発表したマツダからは、今後も目が離せないモデルが意欲的に投入されていく予定だ。
そのSKYACTIV-X初搭載モデルとなるのは来年登場予定の次期型アクセラと目されているのだが、それ以外にも注目しておきたいトピックスを抱えている。
【マツダの気になるウワサ(1)】 中国で絶好調のCX-4は日本発売あり!?
2016年に中国市場専売車として発売が開始されたスタイリッシュなクロスオーバーSUV、CX-4。その開発コンセプトは「エクスプローリング・クーペ」で、マツダのクロスオーバーSUVモデルのなかでも最も背の低い流麗なボディシルエットを採用しているのが最大の特徴だ。
そのCX-4だが、クーペSUV人気の高い中国市場での販売は絶好調。世界的なクーペSUV市場の活況から、早ければ今年中には米国での販売も開始されるとみられている。そうなると、日本市場での導入も期待できる。
CX-4のボディサイズは全長4633×全幅1840×全高1535mm、ホイールベース2700mmで、CX-3(全長4275×全幅1765×全高1550mm、ホイールベース2570mm)はおろか、CX-5(全長4545×全幅1840×全高1690mm、ホイールベース2700mm)の全長も凌ぐ大きさ。
中国市場ではクリーンディーゼル車の設定がなく、2Lと2.5LのSKYACTIV-G搭載車のみだ。日本に導入される場合、これに2.2Lのクリーンディーゼル、SKYACTIV-Dが追加されるのは間違いないだろう。
3列シートのCX-8が好調にスタートを切り、2月の一部改良で2.2Lディーゼルエンジンを最新型に切り替えたCX-5、昨年新たに2Lガソリン車を加えたCX-3。
好調なマツダのSUV軍団にもう1台加わってきそう!
【マツダの気になるウワサ(2)】 気になる次期型ロードスターはカーボンで軽量化し2021年に発売へ?
2015年にデビューした現行型ロードスター。リトラクタブル式ハードトップを備えたRFを追加設定して商品力を強化しているものの、気になってくるのは次期型の存在だ。
初代のNA型で9年、続くNB型で7年、先代NC型では10年とモデルサイクルの長いロードスターながら次期型となる5代目、NE型は早ければ2021年には発表される可能性が高い。
現行型の開発陣によれば、ボディサイズは現行型の全長3915×全幅1735×全高1235mmをキープし、ボディには量販効果で今後、コストを下げるであろうカーボンファイバーを多用することで軽量化を図るのだという。
さらに、直4エンジンを直3にダウンサイジングし、タイヤやブレーキも現行型からサイズダウンさせることも検討しており、このあたりは軽量化に並々ならぬこだわりを見せるロードスターらしい。
また、ロードスターをベースにしたフィアット124スパイダーがあるが、次期型はまだ未定。
【マツダの気になるウワサ(3)】 マツダが米国で特許申請した「トリプルチャージャー」とはいったい何か?
昨年、マツダが米国USPTO(特許商標庁)に特許申請した「トリプルチャージャーによるエンジン技術」。
ふたつのターボに電子制御スーパーチャージャーを組み合わせ、アウディSQ7やベントレーベンテイガも採用。
中高回転域でターボ、低回転域はスーパーチャージャーが担当するシステムだが、エンジン重量やコスト増の解消がポイントだ。
■スバル編
一昨年はインプレッサ、昨年はXV、そして今年は新型フォレスターがデビュー、また北米市場においてXV PHVの投入がアナウンスされた。
新中期経営計画「際立とう2020」によると、2019年には新世代ダウンサイジングターボ、2021年にはEV投入が控えている。PHV、EVモデルがどんなモデルなのかなど、現在判明している最新情報を解説。
【スバルの気になるウワサ(1)】 トヨタとマツダのEV新会社にスバルも参入。スバルのEVの今後は?
昨年9月28日、トヨタとマツダ、デンソーがEVの開発を手がける新会社「EVシー・エー・スピリット」の設立を発表。新会社にはトヨタが90%出資し、マツダとデンソーが5%ずつ出資している。
そのEV新会社にスバル、スズキ、ダイハツ、日野自動車が参加を決め、今年1月から各メーカーから5人程度を派遣し、新会社の技術者は60人ほどになるという。
そこでクローズアップしたいのがスバルのEV。新中期経営計画でのロードマップによると、EVの発売時期は2021年になっているが、なかなか実像は見えてこない。そんなところへ、前述したニュースが舞い込んできたのだ。
現在、トヨタとマツダはEV開発と同時進行的に、シングルロータリーを発電に使用するレンジエクステンダーを開発中で、まずはこちらを先に市場投入する。
気になるのは、そのロータリーを使ったユニットをどのクルマに搭載するか、だが、ここにきて可能性が急浮上してきているのは欧州トヨタが2013年にフランスで発表した小型EVのコンセプトカー「ミーウィー」だ。
このミーウィーおよびシングルローターによるレンジエクステンダーEVが、このEV新会社からスバルへOEM供給される可能性が高くなってきた。早ければ2020年には登場しそうだ。
【スバルの気になるウワサ(2)】 1.6L、2L NA、1.6Lターボ、2Lターボが2019年に1.6Lターボと1.8Lターボに置き代わる?
新中期経営計画に示されているロードマップを見ると、2019年からダウンサイジングターボの投入と明記されている。
これをもう少し紐解くと、現在レヴォーグに搭載されている2Lと1.6Lの直噴ターボが置き換わり、それぞれ2Lターボから1.8Lターボに、1.6Lターボから1.5Lターボに置き換わっていく予定。
そして次期WRX STIにはEJ20ターボに代わり、FA20型ターボを320ps程度までハイパワー化して搭載する見込み。
■スズキ編
昨年末に新型スペーシア、クロスビーと立て続けに新型車を発売したスズキは、今年もジムニーのフルモデルチェンジを果たし、アルトのマイナーチェンジを予定している。来年以降は軽自動車への本格ハイブリッドの導入なども予想され、注目は続く。
【スズキの気になるウワサ(1)】 今秋、アルトはマイチェンで予防安全性能を徹底強化!
2014年12月のフルモデルチェンジから4年目を迎えるアルトは、今年秋にマイナーチェンジが実施される見込み。
現行型はJC08モード37.0km/Lという軽ナンバーワンの燃費性能を実現。その軽トップの記録はライバルのミライースが昨年5月に一新した今も抜かされていない。
そのため今回のアルトのマイチェンは安全装備の強化が中心となり、新型スペーシアと同じ後退時も対応する最新自動ブレーキが採用される。
内外装にも大きく手を入れたビッグマイチェンになるかはまだわからないが、乗り心地など快適性向上のための改良も実施されそうだ。
【スズキの気になるウワサ(2)】 フルハイブリッドを軽自動車にも導入!
スズキは、発電機を走行アシスト用モーターとして併用するマイルドハイブリッドのほか、小型車には駆動用モーター&バッテリーを搭載するフルハイブリッドも設定しているが、このフルハイブリッドを2020年までに軽自動車にも投入する方向で開発を進めている。
ただ、フルハイブリッドはバッテリーなどを配置するスペースの確保が課題になり、ハイト系モデルを中心に設定される見込みだ。
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