4月26日、2024MotoGP第4戦スペインGP 初日のセッションがヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、MotoGPクラスのプラクティスではフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップタイムをマークして終えた。
第3戦アメリカズGPから2週間が経ち、今回のスペインGPよりヨーロッパラウンドへと突入していく。そして、週明けの4月29日には同地のヘレスで公式テストが行われるということもあり、今回はテストライダーを務める3名のライダーがワイルドカード参戦をしている。
【タイム結果】2024MotoGP第4戦スペインGP プラクティス
KTMからはダニ・ペドロサ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、アプリリアからはロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング)、ホンダからはステファン・ブラドル(HRCテスト・チーム)がエントリーしており、今大会は計25名のライダーによって争われる。また、テストライダー3名ともにレギュラー陣とは違うテストパーツを使用している。
午前中のプラクティスは青空が広がる天候の下、気温16度、路面温度29度のドライコンディションで始まった。序盤はマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が1分37秒376でトップに立つ。2番手には0.028秒差でアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が並び、マルケス兄弟がワン・ツー。
3番手には、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)が続いた。前戦のアメリカズGPでパーフェクトウイン、そして3メーカーでの優勝を成し遂げ、今大会も序盤から好調を維持する走りを見せていた。
中盤になると、トップのマルク・マルケスが1分37秒137とさらにタイムを縮める。さらに、その後フランコ・モルビデリ(プリマ・プラマック・レーシング)がトップから0.410秒差で3番手に入り、上位に少し動きが出た。残り10分の時点では上位11台が1分37秒台に入れている状況だった。
終了まで残り5分を切ると、アレックス・マルケスが1分36秒630をマークしてトップに浮上。唯一の1分36秒台に入れ、そのままトップで終えることとなった。終盤で順位を入れ替えることとなったが、2番手にはマルク・マルケスが続き、序盤からマルケス兄弟がワン・ツーを占める結果となった。
3番手にはビニャーレス、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)も終了間際に4番手に滑り込み、アプリリア勢が続いた。ペドロサは、KTMトップの7番手で終えている。
午後のプラクティスは、開始早々から転倒が相次いだ。そのなか、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が真っ先に1分36秒台に入れてトップに立つ。2番手には ペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)、3番手にマルク・マルケス、4番手にアレックス・マルケスが続く状況だ。
開始から15分、ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)が2番手、アレイシ・エスパルガロも4番手に入る。上位に動きはあるものの、中盤頃までビンダー以外のライダーは1分36秒台にとどまっていた。しかし、2番手に浮上したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)も、1分37秒台を突破する。
ライブタイミング上が落ち着いた頃、残り20分というところで、序盤に転倒があったビニャーレスが1分36秒482でファステストを更新。それを皮切りに、上位勢が続々と1分36秒台に入れ始めたことにより、順位に動きが出る。
終盤に入ると、まずはマルティンがトップタイムを塗り替える。直後にビニャーレスがオールタイムラップ・レコードを更新する1分36秒125を叩き出す。2番手にフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、3番手にマルコ・ベゼッチ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)が続くも、わずかに及ばない。
残り5分を切った頃、上位のライダー数名がトップタイムを上回るペースで来ていたが、ビンダーの転倒によるイエローフラッグでタイム更新が阻まれる状況となった。それでも、バニャイアが渾身のアタックで1分36秒025までファステストを縮め、そのままトップで終えた。最後にはマルク・マルケスも1分36秒168をマークし、3番手に食い込んだ。
計10名のライダーが転倒を喫しており、終始やや荒れたセッションとなったが、初日から2年ぶりとなるオールタイムラップ・レコードの更新。2022年にバニャイアが樹立した1分36秒170を、初日からバニャイア自身とビニャーレス、そしてマルク・マルケスのトップ3が塗り替える結果となった。
中盤にトップにつけていたマルティンは5番手、FP1を首位で終えたアレックス・マルケスは10番手に沈むも、ダイレクトQ2進出を決めている。また、ワイルドカード参戦のペドロサは序盤に転倒もあり、14番手と予選はQ1からのスタートとなる。
日本勢トップは15番手のアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)。16番手にはホンダ最上位となる中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)、18番手にはヨハン・ザルコ(ホンダ・カストロールLCR)がつけている。
また、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)は中盤頃に転倒もあり、20番手。スペインGPを前にバルセロナ・カタロニア・サーキットでテストを行っていたレプソル・ホンダ・チームのジョアン・ミルは21番手、ルカ・マリーニは24番手で終えている。
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