スズキ、2024年鈴鹿8耐の参戦体制を発表。サステナブル燃料での実験クラスで挑戦…プロジェクトリーダーにはMotoGPチーム率いた佐原伸一

　スズキ株式会社は5月31日、2024年の鈴鹿8時間耐久ロードレースへの参戦体制を発表した。

　スズキは今シーズンの鈴鹿8耐に「エクスペリメンタルクラス」で参加。今回スズキは40％バイオ由来のFIM公認サステナブル燃料を使用し、その他にもパートナー企業のタイヤ、オイル、カウル、ブレーキなどサステナブルな新技術の開発を兼ねた挑戦として鈴鹿8耐に参戦する。

　使用するマシンはGSX-R1000R ヨシムラSERT MOTUL EWC仕様をベースとしたカーボンニュートラル仕様となる。

　鈴鹿8耐参戦チームの名称「チームスズキCNチャレンジ」。プロジェクトリーダー／チームディレクターは、2022年までのスズキのMotoGPプロジェクトを牽引した佐原伸一が務めることとなった。

　ライダーラインアップは、現ヨシムラSERT Motulのライダーでありル・マン24時間耐久レースの優勝にも貢献したエティエンヌ･マッソン、2017年にSUZUKI ENDURANCE RACING TEAMで鈴鹿8耐への参戦経験がある濱原颯道、長年GSX-Rでのレース経験があり、自身のチームを率いて鈴鹿8耐への参戦も行なってきた生形秀之の3名となった。

　2024年の鈴鹿8耐は、7月17日（水）のテストセッションで開幕。19日（金）に公式予選、20日（土）にトップ10トライアルなどが行なわれ、21日（日）の11時30分に決勝レースがスタートする。

Comments

[silvercloud]

本社に対してなんとかモータースポーツ活動を認めさせる為に考えた策なのだろうか？

モータースポーツ部門が部屋ごと閉鎖されたらしいですからね。