現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > なぜ日本で売らない!? イケメンばかりの最新クロスカントリー4WD車5選

ここから本文です

なぜ日本で売らない!? イケメンばかりの最新クロスカントリー4WD車5選

掲載 更新 7
なぜ日本で売らない!? イケメンばかりの最新クロスカントリー4WD車5選

■日本で売られていない本格的なクロスカントリー4WD車たち

 いまや世界中で人気となっているSUVは、各メーカーからさまざまな車種が登場しており、外観のデザインはスタイリッシュなモデルばかりです。

大変身! 全長5mのホンダ新型「オデッセイ」初公開!

 一方で、悪路走破性や耐久性が高い本格的なクロスカントリー4WD車は、無骨なイメージがありますが、海外で販売している国産メーカーのクロスカントリー4WD車のなかには、スタイリッシュなモデルも存在。

 そこで日本では販売されていない、スタイリッシュな本格クロスカントリー4WD車を、5車種ピックアップして紹介します。

●日産「テラ」

 日産「テラ」は、2018年から中国や東南アジアで販売されているSUVで、ラダーフレームを持つピックアップトラック「ナバラ」をベースとしたモデルです。

 ボディサイズは全長4885mm×全幅1865mm×全高1835mmとトヨタ「ランドクルーザープラド」に近いサイズで、フロントフェイスには昨今の日産車のデザインコンセプトである「Vモーショングリル」が採り入れられています。

 力強さを誇示するフロントフェンダーの造形から、ドア、リアフェンダーに続くラインは、ラダーフレームのクロスカントリーSUVらしいタフさと、乗用車的な都会にも似合う洗練されたデザインを融合。

 搭載されるエンジンは、最高出力190馬力を発揮する直列4気筒ツインターボディーゼルで、組み合わされるトランスミッションは7速ATのみ、2WDと4WDが設定されています。

●トヨタ「フォーチュナー」

 2004年にデビューしたトヨタ「フォーチューナー」は、新興国市場をターゲットに、ひとつのプラットフォームから多様なニーズに合わせたクルマを生産する「トヨタIMV」プロジェクトから生み出された7人乗りの3列シートSUVで、ピックアップトラックの「ハイラックス」のラダーフレームを共有しています。

 2015年のモデルチェンジで登場した現行モデルは、欧州で人気の高いトヨタのグローバルデザイン「キーンルック」デザインを採用。

 フロントグリル中央のトヨタエンブレムを中心にV字に広がる立体的なデザインと、精悍なヘッドライトが組み合わされています。

 ボディサイズは全長4795mm×全幅1855mm×全高1835mmで、スタイリッシュでありながら力強さを感じさせる外観です。

 搭載されるエンジンは販売地域によって違いがあり、最高出力177馬力の2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボ、150馬力の2.4リッター直列4気筒ターボディーゼル、166馬力の2.7リッター直列4気筒ガソリンなどを設定。

 ディーゼルエンジン搭載車は2WDと4WD、ガソリンは2WDで、組み合わされるトランスミッションは6速MTと5速AT、6速ATが用意されています。

●三菱「パジェロスポーツ」

 現行モデルの三菱「パジェロスポーツ」は2019年にタイで発表され、販売が開始されました。

 オフロードでの走破性・耐久性・信頼性・安全性を備えていながら、スタイリッシュなデザインと快適性を併せ持ったSUVで、堅牢なラダーフレームを持つ本格オフロードモデルとして世界各地で生産・販売されています。

 当初、パジェロスポーツは、日本で1996年に発売された「チャレンジャー」の輸出モデルとして登場しましたが、現行モデルでは独立したモデルとなっています。

 フロントフェイスは三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が採用され、ボディサイズは全長4785mm×全幅1815mm×全高1800mmのミドルサイズです。

 搭載されるエンジンは最高出力181馬力の2.4リッター直列4気筒ターボディーゼルを基本とし、組み合わされるトランスミッションは8速AT/5速AT/6速MT/5速MTが仕向け先やグレードによって用意されています。

■いすゞのSUVはグッドデザイン賞を受賞するほどイケてる!?

●トヨタ「FJクルーザー」

 2006年にデビューしたトヨタ「FJクルーザー」は、「ランドクルーザープラド」と共通のラダーフレームを採用した本格的なSUVで、当初は北米市場専用モデルとして発売されました。

 その後、日本での販売を望む声が多かったため、2010年から日本でも販売されることになります。

 ボディサイズは全長4635mm×全幅1905mm×全高1840mmの堂々としたサイズで、丸2灯のヘッドライトやグリル前面に配された「TOYOTA」のロゴ、白色ルーフなどで「40系ランドクルーザー」のイメージを採用。

 最新のメカニズムながらレトロなスタイルのミドルサイズSUVとして、高い人気を誇りました。

 搭載されたエンジンは最高出力276馬力を発揮する4リッターV型6気筒のみ。5速ATが組み合わされたパートタイム4WDで、海外仕様では6速MTや2WD車も設定されています。

 国内外でヒットしましたが、北米では2014年、日本では2018年に販売を終了。現在は南アフリカや中東でのみ、販売が継続されています。

●いすゞ「mu-X」

 世界100か国で販売されているいすゞのピックアップトラック「D-MAX」のラダーフレームをベースに開発されたSUV「mu-X(ミューエックス)」は、2014年に登場。

 GMとの共同開発車で、シボレー「トレイルブレイザー」と兄弟車となっています。

 また、車名の「mu」は「Multi Utility」から由来しており、「X」はエクスプレスや極限、エクストリームなクルマという意味です。

 ボディサイズは全長4825mm×全幅1860mm×全高1860mmと、ミドルクラスSUVとしては標準的なサイズで、外観はアグレッシブなフロントフェイスに対し、スマートな印象のサイドラインが特徴で、張り出した前後フェンダーで存在感と力強さを表現しています。

 搭載されるエンジンは、最高出力177馬力の3リッター直列4気筒ターボディーゼルを基本とし、駆動方式は2WDと4WDを設定。

 日本国内での販売はおこなわれていませんが、2014年度グッドデザイン賞を受賞するなど、国内のいすゞファンからも注目されました。

 現在は、タイ、オーストラリア、フィリピンなどで販売されており、並行輸入する販売店も存在します。

※ ※ ※

 日本国内で販売されているSUVは、モノコックボディのクロスオーバーSUVが主流です。

 一方で、東南アジアやオーストラリアでは、未舗装路が多い郊外における悪路走破性と高い耐久性が求められることから、堅牢なラダーフレームを採用したクロスカントリー4WD車が数多く存在します。

 国内ではラダーフレームのSUVは限られていますが、世界に目を向けると日本ブランドの本格的なクロスカントリー4WD車がまだまだ活躍中です。

こんな記事も読まれています

【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
AUTOSPORT web
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
くるまのニュース
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
VAGUE
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
WEB CARTOP
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
GQ JAPAN
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
乗りものニュース
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
レスポンス
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
motorsport.com 日本版
フェルスタッペンが4年連続F1チャンピオンに輝く。メルセデスがワンツー飾る【第22戦決勝レポート】
フェルスタッペンが4年連続F1チャンピオンに輝く。メルセデスがワンツー飾る【第22戦決勝レポート】
AUTOSPORT web
“3、4番手”のマシンでもタイトル獲得。フェルスタッペンの底知れぬ才能にマルコ博士も絶賛「彼の実力だけで勝ったレースが4つほどあった」
“3、4番手”のマシンでもタイトル獲得。フェルスタッペンの底知れぬ才能にマルコ博士も絶賛「彼の実力だけで勝ったレースが4つほどあった」
motorsport.com 日本版
日産「“タフ顔”SUV」がスゴイ! 唯一無二の「ターボエンジン」×センターマフラーが超カッコイイ! めちゃゴツゴツ仕様の「“最新版”エクストレイル」米国カスタムモデルとは
日産「“タフ顔”SUV」がスゴイ! 唯一無二の「ターボエンジン」×センターマフラーが超カッコイイ! めちゃゴツゴツ仕様の「“最新版”エクストレイル」米国カスタムモデルとは
くるまのニュース
ランドローバーから美しいセドナレッドをボディカラーに採用した限定モデル「ディフェンダー110 セドナエディション」が登場
ランドローバーから美しいセドナレッドをボディカラーに採用した限定モデル「ディフェンダー110 セドナエディション」が登場
@DIME
ラリージャパンで完走できなければ、2025年WRC参戦はなかった……勝田貴元が明かす厳命「来年は”勝ちに行っていい”と言われるように」
ラリージャパンで完走できなければ、2025年WRC参戦はなかった……勝田貴元が明かす厳命「来年は”勝ちに行っていい”と言われるように」
motorsport.com 日本版
ブリッツ、『GRヤリス』専用キャンバー調整機能付きフロントピロアッパーマウント発売
ブリッツ、『GRヤリス』専用キャンバー調整機能付きフロントピロアッパーマウント発売
レスポンス
トヨタ、最終日に大逆転で4連覇。ヌービルは悲願の初戴冠【ラリージャパン 最終日レポート】
トヨタ、最終日に大逆転で4連覇。ヌービルは悲願の初戴冠【ラリージャパン 最終日レポート】
AUTOSPORT web
『頭文字D』カラーで日本の峠最速に。グリアジンがWRC2完勝「しげの先生にありがとうと伝えたい」
『頭文字D』カラーで日本の峠最速に。グリアジンがWRC2完勝「しげの先生にありがとうと伝えたい」
AUTOSPORT web
マツダ「RX-8」じゃない斬新「ロータリースポーツカー」がスゴイ! リトラ風“奇抜ヘッドライト”&ガバっと開く“画期的ドア”採用! 謎の「エボルブ」とは?
マツダ「RX-8」じゃない斬新「ロータリースポーツカー」がスゴイ! リトラ風“奇抜ヘッドライト”&ガバっと開く“画期的ドア”採用! 謎の「エボルブ」とは?
くるまのニュース
高性能な「ディフェンダーOCTA」初の一般公開! 盛況のランドローバー公式イベントに“秘密兵器”あり!! 大都市の真ん中で「悪路走行」を満喫
高性能な「ディフェンダーOCTA」初の一般公開! 盛況のランドローバー公式イベントに“秘密兵器”あり!! 大都市の真ん中で「悪路走行」を満喫
VAGUE

みんなのコメント

7件
  • やっぱりパジェロに頑張ってもらわないと、日本でこのサイズのクロカンは市場が盛り上がらない。
  • イケてるメンズ=イケメン
    車ってメンズなのか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

324.0349.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

149.0522.5万円

中古車を検索
FJクルーザーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

324.0349.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

149.0522.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村