新シーズンの開幕に先駆けて、24日(水)に行われるWEC(世界耐久選手権)プロローグテスト。そのエントリーリストの詳細が徐々に明らかになりつつある。ジネッタG60-LT-P1でLMP1クラスに参戦するチームLNTは、2003年のル・マン24時間レースで優勝したガイ・スミスと現在F2に参戦しているルカ・ギオットのふたりを、バルセロナでのテストに参加させるようだ。
チーム代表のローレンス・トムリンソンは、スミスを「ガイは2003年のル・マンをベントレーで制したというだけでなく、スポーツカーレースに関する多くの知識を持っているんだ」と評した。
■WEC、LMP1クラスに”ハンディキャップ”導入。ポイント差に応じて変動
そして44歳のベテランであるスミスにとって、プロトタイプカーのドライブは、2013年のアメリカン・ル・マン・シリーズ以来となる。彼は心境を次のように語った。
「僕の計画にはなかったことだけど、(現在のプロトタイプ)マシンがどのようになっているのか確認してみたかったんだ」
「そしてローレンスは僕にオファーをした。断る理由があるか?」
トムリンソンはまた、ギオット起用の経緯についても説明した。それには、ギオットが所属するF2チーム、ユニ-ヴィルトゥオーシのポール・デブリン代表からの推薦があったという。
「ポールはチームLNTの初期から共に働いてきた仲間だが、彼はルカを推薦した」とトムリンソンは語った。
「彼は間違いなく次世代のスタードライバーだし、我々はそういった期待のドライバーを目に焼き付けておきたいんだ」
チームLNTのラインアップには他にも、トヨタやプジョーで活躍したステファン・サラザン、2019/2020シーズンの参戦を見送ったSMPレーシングに所属していたイゴール・オルトツェフ、元レベリオンのマティアス・べシェ、そしてステファン・リシェルミが新たに名を連ねた。既にアナウンスされているチャーリー・ロバートソン、ミハエル・シンプソンを含めると、同チームからプロローグテストに参加するのは計8人となった。
トムリンソンは「劇的な何かが起こらない限り、シルバーストン(開幕戦)から最後まで2台体制になるだろう」と語っており、2台体制でのフル参戦も承認間近の模様。以上の8名の中から、テスト終了後にドライバーラインアップを正式決定するようだ。
なお、マシンの振り分けは、5号車がオルトツェフ、べシェ、リシェルミ、ロバートソン、6号車がスミス、ギオット、サラザン、シンプソンとなっている。
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