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バイクタレントのEICMA 2021現地レポート 岸田彩美さんイチオシのバイクとは!?

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バイクタレントのEICMA 2021現地レポート 岸田彩美さんイチオシのバイクとは!?

 こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。今回も引き続きEICMAのレポートをお送りしますが、フル参戦したレポート、もう少しだけお付き合いくださいませ。

 ここでは会場に展示されていたバイクの中で特に気になった車両をピックアップしてお届けしていきたいと思います。個人的な見解で大変申し訳ないのですが、共感してくれたら嬉しいです!

ベースは同じでも全然違う!? ホンダ「スーパーカブC125」と「CT125・ハンターカブ」 比較にならない結果に

■ホンダ スーパーカブC125カスタム スーパーカブ125X

 最初の一台は、見た瞬間に「このまま持って帰りたい」と思ったほどです。  スーパーカブC125がベースです。2022年モデルは新エンジン搭載となっていて、まだ日本には入ってきていません。その車両をHonda Motor Europe Ltd.ItalyとイタリアのMAAN Motocicli Audaciと共同でカスタムしたもの。  いかにもオフロード走れますよ! な見た目ですが、さすがイタリアデザイン性も抜群。リアフェンダーは短くなっていて、ボディーカラーも全体的にマットカラーに仕上がっているのですが、ニ―カバーの部分は黒色になっていて全部ワンカラ―ではないところもツボです。シートも刺繍が施されていて、これも嫌味がなく、オシャレなんですよ……。もはやこのままパッケージで輸入して発売して欲しいです。私、乗り換えたい!!(笑)  しかしスペインではカブに乗っている人を見かけたことがなく、イタリアでも見かけませんでした。  世界の中でも地域によって知名度の高さやシェア率が変わってくるのは当然ですが、このバイクが起爆剤となって、欧州でもじわじわスーパーカブが走る日がそう遠くないかもしれません!!

■スズキ バーグマン400

 新しいバーグマン400の販売を記念し、4人のイタリア人デザイナーさんに“BURGMAN ARThletes”というコンテストを依頼。その後SNSで各デザインを掲載し、ファンに選んでもらうコンテストを行ったそうです。 その中でVanOrton兄弟の作品が選ばれました。改めて調べてみたら、ホームページにデザインの全体像が乗っていて斬新すぎる「鈴木生き方」という日本語に、和を掛け合わせたデザイン、さらにポップな色使いが私のドンピシャでした。

 どうやらこの車両はチャリティーオークションで販売済だそうで、金額は7,390?(日本円で96万円程)で落札されていました。 

 他のデザイナーさんの車両も見て見たかったな~。また車両には、プレスデーでステージに登壇したMotoGPライダーのジョアン・ミル選手とアレックス・リンス選手のサインが入っていましたよ。

■イタルジェット「ドラッグスター」

 何度かTwitterのバズっている情報で見かけていたイカついスクーターITALJET(イタルジェット)のドラッグスター(200cc)。EICMAに行ったら絶対見たいと思っていた一台です。

 車両のカバーが外された状態で展示もありましたが、フロントとシート外しただけでもう裸じゃん! と思いました(笑)。それくらい“魅せる造り”になっているのだなと感じましたし、このデザインこそ斬新かつ好きなポイント。  正面より横からの全体像を見ると惚れ惚れします。近未来感かつ、私のイメージは勝手に宇宙船なんです(笑)。車両に跨った感想は、シートの固さもちょうど良く、どんな乗り味なのか試したいと思いましたね。日本に代理店もあるので、購入もできますし、もう乗ったよ~買ったよ~という方、いらっしゃいますか??

 最後は電動バイクを。

■Cake「Kalk OR race」「Work」シリーズ

 以前バレンシアで行われたバイク展示会で一度見かけていたスウェーデンのバイクメーカー「Cake」の車両。  直線美と超シンプルな造りのバイクが印象的で、EICMAでも出展していました。  ちなみに、Kalk OR raceは、電動バイクレース向けの車両だそうです。

 プロモーションビデオでは雪道も走っていましたよ。さすが雪が多い北欧発祥のバイク。今回は新たにお仕事をする人向けの“Work”シリーズが多く展示されていました。

 バッテリーがむき出しで設計されている所もデザインの一つなのでしょうね。こんなに露骨なのは初めて見たかもしれません(笑)。

 どの車両も跨る事も出来なかったので、勝手なイメージで申し訳ないのですが、お尻がちょっと痛くならないか心配(笑)。ただ電動バイクの中で圧倒的に好きなデザインとカラーリングだったので紹介しました。今後も注目していきたいメーカーです。

※ ※ ※  さて、いかがでしたか? 今回は私の完全なる独断と偏見で選んでしまいました。。。  展示会って、新車発表はもちろん、開発中のバイクや技術を知れるのでワクワクしますよね。バイクや自転車の電動化が進んでいる中、今後どんな二輪の世界になっていくのかも楽しみです。

 次はイタリアの街中の様子などをお届けしていきますね。最後までご覧いただきありがとうございました。

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