現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 納期は短く値引きも脅威的! いま超お買い得に思えるBEVの賢い買い方とは

ここから本文です

納期は短く値引きも脅威的! いま超お買い得に思えるBEVの賢い買い方とは

掲載 5
納期は短く値引きも脅威的! いま超お買い得に思えるBEVの賢い買い方とは

 この記事をまとめると

■世界的にBEVが大幅値引きされる事案が発生している

「ガラケー」が消えたように「エンジン」も消滅必至? メーカーの思惑に関係なく「電気自動車」のみになる可能性

■月内に届くほど納期が早いケースも確認されている

■一部メーカーでは補助金対策とも言えるローンプランも用意されている

 いまBEVがお得に買える!?

 世界的にBEV(バッテリー電気自動車)の販売競争が激化し、大幅値引きによる乱売合戦のようなものが起きている地域もあるようだ。

 日本国内は世界的に見てBEV普及で出遅れているとされているものの、日本国内ですら、一部ブランドではすでに乱売が始まっているとの噂もある。

「BEVは生モノではないですが、駆動用バッテリーのコンディションなどもあり、ICE(内燃機関)車のように売れるまでといったノリで長期間在庫として持つことへのリスクが高いこともあるようで、ある意味で売り急いでいるとも表現できるような状況にあるとも聞いています」とは事情通。

 ある欧州系ブランドのBEVを最近購入したというA氏によると、「650万円ほどするBEVを購入したのですが、160万円ほど値引きしてもらいました」とのこと。

 よくよく聞いてみると、充電設備設置費用の一部負担や購入補助金も加えての話とのことだが、それでも購入後のキャッシュバック的な存在である補助金を除いても、約60万円の値引きをしてもらい購入したことになるとのことなので、ここ最近の諸物価高騰などを受け、新車販売の値引きも引き締め傾向にあるなかでは見逃せない値引き額である。しかも納車時期は「上旬に契約したのですが、契約月内に納車されるとのことです」と教えてくれた。

 BEVを作りすぎている!?

 そもそも日本以外の外資ブランドでは、納期遅延というものはほぼ解消されている。日系ブランドとは異なり、生産遅延を引き起こすオプションを省いて生産するなどして、納期を優先させていることも大きい。日本以外の国々では、ディーラーに並んだ在庫車から購入する在庫販売が原則なので、とにかくディーラーに実車の供給をし続ける必要があるからだ。

 日本国内における日系ブランドは、受注してからディーラーがメーカーへ生産を発注する、受注生産販売が大原則だが、日本国内における外資ブランド(輸入車)は、諸外国と同じ在庫販売が基本なので、BEVについても日本からはリクエストを入れることができる程度で、ヘッドクォーターがセレクトした完成車が日本へ出荷されている。

 もちろん、外資BEVがすべて在庫車がダブつき気味になっているとはいえないが、筆者が見る限りでは、日本国内での消費者のBEVへの興味、そしてニーズに対しては供給過剰気味になっているブランドが目立つように見える。

 販売支援的な側面でも、BEV購入に際して政府の補助金交付を受けると4年間は名義変更ができない、いわゆる“4年縛り”というものがあるが、一般的なオートローンでは、初回などの車検時期に対応して3年及び5年といった支払プランが一般的。BEVを専売する中国BYD(比亜迪汽車)ではさすがに“4年ローン”というものも存在するが……。

「BEVの中古車は中古パソコンのようなものですと、あるディーラーでは説明を受けました。ICE車に比べればアップデートが速いので、再販価値については期待しないで欲しいということです。そのため、短めな3年払いの残価設定ローンを組み4年しばりの残り1年分の補助金額を返還して乗り換えしたほうがいいといった説明を受けました。

 いわばまだまだ新しい乗り物であるのがBEV。さまざまな面で試行錯誤的な部分も多いが、購入面でもその傾向が目立つ。車両価格は割高感があるものの、値引き額も大きめで意外なほど支払い負担を感じずに購入できるので、興味のある人はとりあえずBEVを扱っているディーラーへ行ってみることをおすすめする。

こんな記事も読まれています

一歩先を行く新作“ベーシックスマホホルダー”をピックアップ!【特選カーアクセサリー名鑑】
一歩先を行く新作“ベーシックスマホホルダー”をピックアップ!【特選カーアクセサリー名鑑】
レスポンス
ペレス、チームメイトPPの陰でタイム伸びず8番手止まり「もう新品タイヤが残っていなかった」
ペレス、チームメイトPPの陰でタイム伸びず8番手止まり「もう新品タイヤが残っていなかった」
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「ハイラックス」発表! “顔面刷新”に大反響! アドベンチャー仕様も「イイ」と評判の「本格トラック」越に登場
トヨタ新型「ハイラックス」発表! “顔面刷新”に大反響! アドベンチャー仕様も「イイ」と評判の「本格トラック」越に登場
くるまのニュース
レッドブルの内紛が再燃か。ヨス・フェルスタッペンがF1オーストリアGPでのデモラン参加をホーナーに妨害されたと主張
レッドブルの内紛が再燃か。ヨス・フェルスタッペンがF1オーストリアGPでのデモラン参加をホーナーに妨害されたと主張
AUTOSPORT web
これが現実か……予選でライバルにコンマ4秒の大差つけたフェルスタッペンにライバル衝撃「高速コーナーの速さは正気の沙汰ではない」
これが現実か……予選でライバルにコンマ4秒の大差つけたフェルスタッペンにライバル衝撃「高速コーナーの速さは正気の沙汰ではない」
motorsport.com 日本版
10年以上経過した「スペアタイヤ」は使えません! 意外と知らない「テンパータイヤ」の賞味期限と使い方をお教えします
10年以上経過した「スペアタイヤ」は使えません! 意外と知らない「テンパータイヤ」の賞味期限と使い方をお教えします
Auto Messe Web
Moto3オランダ決勝|イヴァン・オルトラ、最終ラップに大逆転優勝! 予選好調の古里は13位
Moto3オランダ決勝|イヴァン・オルトラ、最終ラップに大逆転優勝! 予選好調の古里は13位
motorsport.com 日本版
スバル レオーネクーペ 1400RX(昭和47/1972年12月発売・A22型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト073】
スバル レオーネクーペ 1400RX(昭和47/1972年12月発売・A22型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト073】
Webモーターマガジン
100周年大会のポールはGRTランボルギーニ。0.036秒差でメルセデスを退ける/スパ24時間
100周年大会のポールはGRTランボルギーニ。0.036秒差でメルセデスを退ける/スパ24時間
AUTOSPORT web
ピアストリ、予選3番手が幻となったトラックリミット違反に不満タラタラ「限界ギリギリまで攻めたらタイム抹消なんてね……」
ピアストリ、予選3番手が幻となったトラックリミット違反に不満タラタラ「限界ギリギリまで攻めたらタイム抹消なんてね……」
motorsport.com 日本版
ディフェンダー最強「OCTA」、ヒルクライムに出走へ…グッドウッド2024
ディフェンダー最強「OCTA」、ヒルクライムに出走へ…グッドウッド2024
レスポンス
VW ゴルフR 改良新型に「ブラックエディション」を設定…Rパフォーマンスパッケージ 標準装備
VW ゴルフR 改良新型に「ブラックエディション」を設定…Rパフォーマンスパッケージ 標準装備
レスポンス
2038馬力のハイパーカー……は流行のBEVじゃない! 水素燃料の「XP-1」はボディがソーラーパネル化できる未来のマシンだった
2038馬力のハイパーカー……は流行のBEVじゃない! 水素燃料の「XP-1」はボディがソーラーパネル化できる未来のマシンだった
WEB CARTOP
カーボンパーツがふんだんに装着されて超スポーティ! 果たしてそのオプション金額は!?【吉田由美のスーパースポーツ驚愕オプション紹介】フェラーリ プロサングエ編
カーボンパーツがふんだんに装着されて超スポーティ! 果たしてそのオプション金額は!?【吉田由美のスーパースポーツ驚愕オプション紹介】フェラーリ プロサングエ編
LE VOLANT CARSMEET WEB
トラブル多発の荒れた展開の中、ガブリエル・ボルトレトがF2初優勝。宮田莉朋は完走ならず|FIA F2シュピールベルグ フィーチャーレース
トラブル多発の荒れた展開の中、ガブリエル・ボルトレトがF2初優勝。宮田莉朋は完走ならず|FIA F2シュピールベルグ フィーチャーレース
motorsport.com 日本版
クルマ好きならみんな一度は使う「セーム革」! でもちょっと待て……セームって一体何?
クルマ好きならみんな一度は使う「セーム革」! でもちょっと待て……セームって一体何?
WEB CARTOP
200万円台! スズキ“新型ミニバン”「クルーズ」実車展示! 全長4.4m級ボディ×MT設定あり! 精悍エアロが超カッコイイ「エルティガH」インドネシアで登場
200万円台! スズキ“新型ミニバン”「クルーズ」実車展示! 全長4.4m級ボディ×MT設定あり! 精悍エアロが超カッコイイ「エルティガH」インドネシアで登場
くるまのニュース
大学自動車部の学生が「楽しみ」「学び」「ガチで闘う」! フォーミュラジムカーナRd.2がエビスサーキットにて開幕
大学自動車部の学生が「楽しみ」「学び」「ガチで闘う」! フォーミュラジムカーナRd.2がエビスサーキットにて開幕
WEB CARTOP

みんなのコメント

5件
  • categorize
    新し物好きと、物好きに行き渡って、だぶついたんかな。
  • umi********
    最低でも中華EVは買わない。
    まだまだ過渡期、故にお布施として買うなら国産一択。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村