メルセデス・ベンツ日本は2024年12月2日、第6世代となる新型メルセデス・ベンツEクラス(W214)のセダンとステーションワゴンにトップパフォーマンスモデルの「メルセデスAMG E 53 ハイブリッド4MATIC+」を設定し、合わせて導入記念限定車の「メルセデスAMG E 53 ハイブリッド4MATIC+ エディション1 」をラインアップして、同日より発売した。
車種展開および車両価格は以下の通り。
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■セダン
メルセデスAMG E 53 ハイブリッド4MATIC+:1698万円
メルセデスAMG E 53 ハイブリッド4MATIC+ エディション1:2105万円(販売台数120台限定)
■ステーションワゴン
メルセデスAMG E 53 ハイブリッド4MATIC+ ステーションワゴン:1726万円
メルセデスAMG E 53 ハイブリッド4MATIC+ ステーションワゴン エディション1:2168万円(販売台数30台限定)
まずエクステリアは、通常のEクラス比で+20mm(全幅1900mm)のワイドなプロポーションを構築したことがトピック。各部のデザインにもこだわり、フロント部はE 53専用デザインのAウィングが際立つ大開口のフロントエプロンや、AMG伝統の縦ルーバーに配した先進的なイルミネーテッドラジエターグリル、シャープな造形のLEDデジタルライトなどを装備して、AMGの新しいパフォーマンスモデルであることを明確に主張するアグレッシブな表情を形成する。一方でサイドビューは、キャブバックワードデザインが特徴の美しいEクラスのスタイリングに、“TURBO HYBRID”のエンブレムを備えたフェンダーアクセントや2つのホイールアーチを繋ぐサイドスカートを加えることで、AMGならではのレーシングスピリットに溢れたスタイリングへと昇華させる。足もとには10ツインスポークデザインの20インチAMGアルミホイール(RVM)+前265/40/後295/35R20タイヤを装着した。そしてリアセクションは、AMGのパフォーマンスハイブリッドを示す赤く縁どられた“E 53”のエンブレムや、ボディ同色のAMGスポイラーリップ、ディフューザーフィンが特徴的なリアエプロン、片側2本ずつのラウンド形状のエグゾーストエンドなどを装備して、AMGならではの鮮烈なオーラを放つ後ろ姿に仕立てた。
インテリアに関しては、新型Eクラスが備える最先端のデジタル技術とAMGならではのパフォーマンスを叶える装備を高次元で融合させたことが訴求点。インテリアトリムには上質な印象を与えるライトシルバーメタリックインテリアトリムを標準設定し、合わせてグリップを大胆に絞り込んだAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー)や液晶ディスプレイ付のAMGドライブコントロールスイッチ、アルミニウム製のパドルシフトなどを採用して、ステアリングから手を離すことなく様々な操作が行えるほか、センタースポーク下部に刻まれるAMGのレタリングによって視覚的にもドライバーの気持ちを高揚させる。また、インフォテインメントシステムにはルーティン機能やサードパーティ製アプリに対応した第3世代のMBUXを導入。14.4インチのメディアディスプレイと12.3インチのコックピットディスプレイにはAMG専用メニューやコンテンツを組み込み、走行に必要な各種データをグラフィカルに表示することでスポーツドライビングをサポートする。これらに加えて、エネルギーフローやEV航続距離、充電状況などプラグインハイブリッド専用のメニューも用意した。快適装備として、Burmester 4Dサラウンドサウンドシステムや熱反射・ノイズ軽減ガラス、ドアクロージングサポーターなども標準で装備する。オプションとして、自撮り&ビデオカメラ/3Dコックピットディスプレイ/MBUXハイパースクリーン/ブラックピアノラッカーインテリアトリムで構成するデジタルインテリアパッケージも選択可能だ。
シートについては、バックレストにAMGロゴの刺繍を、ヘッドレストにエンボス加工のAMGクレストを刻んだAMGナッパレザー表皮スポーツシートを前席に、ヒーター機構を内蔵した分割可倒式シートを後席に採用。荷室容量はセダンが370リットル、ステーションワゴンが460リットル(最大1675リットル)を確保した。
注目のパワートレインは、“M256M”2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力449ps/5800~6100rpm、最大トルク560Nm/2200~5000rpm)、トランスミッションに統合された電気モーター(最高出力120kW/2400~6800rpm、最大トルク480Nm/0~2400rpm)、リチウムイオン電池、AMGスピードシフトTCT 9Gトランスミッション(電子制御9速AT)を搭載。システム総出力は585ps(430kW)/750Nm を発生し、RACE START時はシステム最高出力が612ps(450kW)まで高まる。EV走行換算距離(等価EVレンジ)はWLTCモードでセダンが101km、ステーションワゴンが97kmを実現した。
駆動機構には前後可変トルク配分を行う専用セッティングの4輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を採用。走行状況に応じてロッキング機構を電子制御するAMGリミテッドスリップデフも装備する。シャシー面については、高いアジリティやニュートラルなコーナリング特性、優れたトラクションを可能とするAMG RIDE CONTROLサスペンションを配し、合わせてエンジンマウントの固さを状況に応じて調整するAMGダイナミックエンジンマウントや、アジリティと走行安定性を向上させるリアアクスルステアリングを標準装備。また、アクセルレスポンスやシフトポイント、ステアリング、サスペンション、エグゾーストサウンドなどの特性を一括して変更するAMG DYNAMIC SELECTには、従来のComfort/Sport/Sport+などのプログラムに加えて、ハイブリッド専用プログラムのElectric/Battery Holdを設定する。デフォルトではモーターのみで静かに発進可能なElectricモードで始動し、バッテリー残量が不足した時やドライバーがさらなるパワーを求めてアクセルペダルをプレッ シャーポイントまで踏み込んだ場合はエンジンが始動。一方、Battery Holdモードではモーターの使用率を抑えてバッテリー残量を極力維持する仕組みだ。
ボディシェルの強化も図り、フロントサスペンションのストラットマウント間にストラットタワーバーを配して横方向のダイナミクスを高めたほか、縦方向のビームにストラットを追加してフロントエンドのねじれを抑制。さらに、リアアクスルにはサイドメンバーからリアへの追加ストラットを設定し、より正確で安定した走行を実現する。制動性能のグレードアップも実施し、AMGロゴ入りレッド塗装キャリパーを組み込むAMG強化ブレーキシステム(前6ピストン固定キャリパー+390mm×Φ36mmディスク/後1ピストンフローティングキャリパー+360mm×Φ26mmディスク)を装備した。
導入記念限定車のメルセデスAMG E 53 ハイブリッド 4MATIC+ エディション1の内容に話を移そう。
エクステリアでは、AMGレタリングが際立つブラックの専用デカールにフロントスプリッターやエグゾーストエンドなど各所がハイグロスブラックとなる「AMGナイトパッケージ」、フロントグリルやエンブレムなど各所がダーククロームとなる「AMGエクステリア ナイトパッケージII」、ドアミラーやトランクリッドスポイラー(セダンのみ)がカーボンファイバー仕上げとなる「AMGカーボンパッケージ」、そしてマットブラックの21インチAMG鍛造アルミホイール(RWC)などを特別装備し、アグレッシブかつスペシャルなスタイリング仕立てる。 ボディカラーはセダンがMANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)と有償オプションとなるエディション1専用 MANUFAKTURオパリスホワイトマグノ(マット)の2色を、ステーションワゴンはEdition 1専用のMANUFAKTURオパリスホワイトマグノ(マット)のみを設定。また、追加装備としてパノラミックスライディングル—フを組み込んだ。
インテリアについては、上質なナッパレザーを配したブラックの内装色に、イエローアクセントのコントラストを随所にあしらって特別感を演出。また、ヘッドレストに“Edition1”の刺繍が入ったブラックのAMGパフォーマンスシート(ナッパレザー、イエローステッチ入り)やイエローシートベルト、イエローに輝くイルミネーテッドステップカバー、イエローステッチ入りのAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/MICROCUT)、そして “Edition1”の刻印が入ったAMGカーボンファイバーセンタートリムなどを特別装備する。追加装備としてMBUXスーパースクリーンや3Dコックピットディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、MBUXインテリアアシスタント、ブラックピアノラッカーインテリアトリム、AMGカーボンファイバーセンタートリム、クライメートコントロール(前席左右・後席左右独立調整)、自撮り&ビデオカメラなども採用した。さらに、特別な専用インドアカーカバーも設定している。
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