長年トヨタ車で戦う名門チーム
日本を代表するGTレースとして、海外でも人気の高い「SUPER GT(以下、スーパーGT)」。GT500クラスはトヨタ/ニッサン/ホンダの3メーカーがしのぎを削っている。今シーズンはトヨタ「GRスープラ」が6台、ニッサン「フェアレディZ」が4台、ホンダ「NSX」が5台参戦している。今シーズンを戦う15台のなかから、今回は39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraで戦う「TGR TEAM SARD」を紹介しよう。
ベテランコンビで勝利を狙う!「ZENT CERUMO GR Supra」で戦う「TGR TEAM ZENT CERUMO」【SUPER GT Teams】
脇阪寿一監督と経験豊富な関口/中山コンビで戦う
1972年に設立されたシグマオートモーティブを母体とするレーシングチームで、1985年の設立後はトヨタ スープラを武器に全日本ツーリングカー選手権への参戦を開始する。1986年には東京R&Dと共同で開発したグループCカー、SARD MC86Xで全日本耐久選手権に参戦。1989年からはトヨタ92C-Vでル・マン24時間レースへの参戦を開始し、1994年にはトヨタ94C-Vで2位入賞を果たした。
もちろん、全日本GT選手権/スーパーGTにおいてもSARDは豊富な実績を持っており、トヨタ勢の一角としてGT500クラスで上位争いを展開している。1997年に影山正美/谷川達也が2勝をマークしてランキング2位につけたほか、2003年にはドミニク・シュワガー/織戸 学、2004年にはジェレミー・デュフォア/アンドレ・クートがそれぞれ勝利。
スーパーGTになってからしばらく勝利から遠ざかっていたが、2012年に脇阪寿一/石浦宏明が勝利を獲得すると、2016年にはヘイキ・コバライネン/平手晃平らがドライバー部門を制するほか、SARDもチーム部門を制し、2冠を達成した。
2017年もコバライネン/平手が優勝したほか、2018年にはコバライネン/小林可夢偉、2019年および2020年にはコバライネン/中山雄一がそれぞれ1勝をマークするなど、SARDは常勝チームとして最前線で活躍している。
残念ながらコバライネン/中山で挑んだ2021年および関口雄飛/中山で挑んだ2022年は未勝利に終わったが、2023年はTGR TEAM SARDが上位争いを左右するに違いない。
まず、ドライバーのラインナップに関してはともに優勝実績のある関口/中山がコンビを継続したほか、主力モデルのGRスープラも熟成を極めつつあるだけに、得意な高速コースはもちろん、テクニカルコースでも抜群のパフォーマンスを発揮。ここまでの3戦は目立った成績を残せていないが、もともと実力あるチームで、ドライバーのスキル&コンビネーションも抜群となっているほか、チームを率いる監督も「名将」の呼び声が高い脇阪寿一が務めている。それだけに、中盤戦以降はデンソーカラーの39号車の動向に注目したい。
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