2026年からF1に参戦するというアウディの計画が変更されるのではないかと懸念する声が一部でささやかれてきたが、新CEOゲルノート・デルナーが、取締役会においてF1へのコミットメントを改めて確認した後、公の場でF1活動への支持を示した。
デルナーは、9月にCEOの座に就いて以来、最近までF1について公式なコメントを発表していなかった。彼がモータースポーツの大ファンでないことは広く知られており、F1パドックにも姿を現していない。そのため、ザウバーF1代表アレッサンドロ・アルンニ・ブラービが明確にアウディのF1プランへの再確認を行った後も、計画が変更されるのではないかという説が消滅しなかった。
F1参戦に向けてドライバーを探すアウディ。現在の本命はアルボンか
しかし、デルナーCEOが沈黙していたのには理由があった。新しい取締役には100日間の秘密守秘義務が法律で定められており、ドイツのすべての企業にこれが適用される。そのため、これまでデルナーCEOをはじめとする取締役会の新メンバーが会社の計画について、つまりF1や他のモータースポーツについてのプランや、アウディブランドの今後についてのビジョンを、自由に説明することは許されなかったのだ。
この100日間は、新経営陣が前経営陣から引き継いだすべての書類や計画を詳細に理解するための期間である。性急に何らかの示唆が行われれば、それが企業の株価の大きな変動につながる可能性があるためだ。
しかしサンパウロGP(ブラジルGP)の週末にブラービが行った発言が意図したように広がらなかったことから、デルナーCEOと取締役会の他のメンバーは、最近行った社内会議でのやりとりをリークしたものと考えられている。ドイツの『Manager Magazine』の報道によると、従業員の間で、F1への参入を追求すべきなのか、この冒険をとりやめるべきかという疑問が呈されたたという。そのため、経営会議でF1プロジェクトの現状について話し合われたのは意外なことではない。しかし、これに対して技術開発担当取締役であるオリバー・ホフマンは、なぜF1がアウディにとって価値があるのかを説明し、そのため計画の撤回は選択肢にないと明確に述べたという。また、デルナーCEOは、F1プロジェクトについて非常に前向きな姿勢を示したとも伝えられた。
その後、デルナーCEOは、初めて外部に向けてF1についてコメント、ドイツのビジネス誌『Handelsblatt』のインタビューにおいて、アウディのF1プランは予定どおり進められていると確認した。
「アウディとフォルクスワーゲンの経営委員会と監査役会は、アウディが2026年にF1に参戦するという明確な決定を下している。計画は整っているのだ」とデルナーは述べている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント