ラインナップを完成させるハイパフォーマンスモデル
ベントレーは2022年9月、ラグジュアリーな4ドアグランドツアラー「フライングスパー」に、ハイパフォーマンスバージョンのスピードを追加設定した。W12エンジンを搭載したこのスピードの登場により、フライングスパーの新ラインナップが完成するという。
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W12エンジンと最新装備でスポーティな走りを実現
最大のポイントである6L W12ツインターボエンジンは、スポーティグレードであるSの4L V8ターボを85ps・130Nm上回る、最高出力635ps・最大トルク900Nmを発生。しっとりしたエンジンフィールも魅力のW12エンジンだが、ZF製8速デュアルクラッチミッションとの組み合わせで、0−100km/h加速3.8秒、最高速度333km/hというスーパーカースペックを手に入れている。
なお、現行フライングスパーのラインナップでW12エンジンを搭載するのは、最もラグジュアリーな仕立てのマリナーのみ。ラグジュアリーでスポーティなトップグレードに加え、スポーティモデルのトップグレードにもまもなく味わえなくなるであろうW12が用意されたという訳だ。
4WDシステムは路面や走行状況に応じて前後のトルク配分を変更してくれる。走行モード(ドライビングダイナミクスモード)によっても前後配分を変更し、コンフォートモードなどでは多めに、スポーツモードでは少なめに前輪にトルクを配分することで、より相応しい走りを実現する。
また、後輪操舵システム(エレクトロニックオールホイールステアリング)を備え、低速での小回りや高速での安定性を高めている。
エクステリアは「スピード」の伝統に則り、ダークティント仕上げのヘッドライトとテールランプ、フロントグリル、スピードのバッジが付いたロアウイングを装備する。22インチのスピードホイールを装着、カーボン製エアロパーツもオプションで用意する。
人工皮革がセレブのトレンド
基本を他グレードと同じくするインテリアは、再生ポリエステルを73%用いた人工皮革のダイナミカピュアを乗員の手が触れるすべての部分に採用した。独自の配色が新たに採用されており、インテリアカラーも15色から選択できる。もちろん、ユーザーの好みに合わせたオーダーも可能だ。また、スポーツペダルやスピードのバッジなども備わった。
アメリカとヨーロッパではフライングスパーの注文の約1/3、中東では約1/5を占めると予想されているスピード。日本導入時期や価格は未定だが、最後にW12エンジンが搭載されるモデルのひとつとして、近く登場することは間違いない。
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みんなのコメント
フラッグシップらしいスペックとデザイン。
愛車のレクサスLSなんてV6ターボですよ。
車体ばかり大きくなってスペックは半分ですやん。
最近恥ずかしくなってきてあまり乗ってないよ。
この車が似合うような品格のある好好爺になりたい。