フォーミュラEのシーズン8(2021-22年シーズン)開幕戦ディルイーヤePrixの決勝レースが行なわれ、昨季王者のニック・デ・フリーズ(メルセデス)が優勝を飾った。
今季はレース中のマシン出力が200kWから220kWにアップ。ファン投票上位のドライバーに与えられるファンブーストや、一時的にパワーアップできるアタックモードといった独自のルールも継続採用されている。
■フォーミュラE開幕、新フォーマットの予選はバンドーンがポール獲得!|第1戦ディルイーヤ
開幕戦の舞台はサウジアラビアの首都リヤド郊外の市街地コース。ダブルヘッダーの第2戦も翌日に控える中、ナイトレースで激しいバトルが展開された。
ポールポジションは、昨年のチャンピオンチームであるメルセデスのストフェル・バンドーンが獲得。ジェイク・デニス(アンドレッティ)が2番手にならんだ。
45分+1周のレースがスタートすると、3番手スタートのデ・フリーズがデニスをパスし、バンドーンを先頭にメルセデスがワンツー体制を築いた。後方ではアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)がマシンにダメージを負って緊急ピットインしレースを終えたものの、他には大きなクラッシュなどはなく、比較的クリーンなスタートとなった。
4番手のアンドレ・ロッテラー(ポルシェ)までが隊列から抜け出し、先頭集団を形成しつつあったが、ロッテラーはいち早くアタックモードを起動。ターン19アウト側に設けられた起動ゾーンを通過したことで一時ポジションを落としたが、すぐに4番手を取り戻した。
これを見て、上位3台も相次いでアタックモードを起動。バンドーンは後続よりも1周遅くアタックモードを起動したが、首位を維持することに成功した。
レース開始から10分ごろ、オリバー・ローランドがターン17でクラッシュし、マシンストップ。これでセーフティカー(SC)が出動した。ローランドと接触したロビン・フラインス(エンビジョン・レーシング)もズルズルとポジションを落とし、後にこの接触でドライブスルー・ペナルティを科された。
今季から、SCやフルコースイエローの時間に応じてレース時間が延長(SC走行1分につき45秒追加)されるルールとなっている。このルールにより、レース時間が5分15秒追加された。
レースが再開されると、ロッテラーが早くも2度目のアタックモードを起動。これに反応して、翌周にデニスがアタックモードを起動したものの、後方からフルパワーで迫っていたロッテラーにオーバーテイクを許してしまった。
首位のバンドーンもアタックモードを起動しようとしたが、ゾーンを適切に通過できなかったようで、アタックモードに入れず。翌周に改めてゾーン通過を余儀なくされる痛恨のミスで、デ・フリーズが首位に浮上した。
デ・フリーズは好ペースで後続を引き離しにかかり、バンドーンはそれに食らいついたが、ロッテラーはジリジリとトップ2から遅れていき、4番手デニスからの猛攻に晒された。何度もデニスのアタックを退けたロッテラーだったが、デニスにオーバーテイクを許すとその後も防戦一方。後方が詰まっていたこともあり、為す術もなく次々とポジションを落としていった。
メルセデスの2台は全く危なげなく、ワンツー体制のままチェッカー。昨季王者のデ・フリーズが開幕戦から強さを見せた。バンドーンはひとつのミスが大きく響いた形となった。
3位はデニス。メルセデスの2台からは8秒ほど離された。4位はバードとなっている。
ファステストラップを記録したニック・キャシディ(エンビジョン・レーシング)は7位フィニッシュ。ロッテラーは結局13位まで沈み、ポイント獲得を逃す結果となった。
日産・e.ダムス勢は苦しいレースとなり、マクシミリアン・ギュンターが12位、セバスチャン・ブエミは17位だった。
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