2023年のインディカー・シリーズ最終戦がラグナ・セカを舞台に行なわれ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が優勝。今シーズン3勝目を挙げ、ランキング2位を確保した。
今季のインディ最終戦は、混乱のレースとなった。そんな中でディクソンは、エンジン交換によるグリッド降格ぺナルティに加え、スタート直後の接触の原因を作ったとしてドライブスルーペナルティが科されたが、その苦境を跳ね除けてトップチェッカーを受けた。
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ディクソンは日曜日朝に行なわれたウォームアップ走行の後にエンジン交換を決断。これにより6グリッド降格のぺナルティを受け、11番グリッドからスタートすることになった。
このグリッド降格が、その後のぺナルティにも繋がってしまうことになった。スタート直後の1周目、先頭から中団グループにかけて混乱し、複数箇所で接触が起きた。この中でディクソンは、リナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター)とクリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン)と接触。これは回避可能な接触だったとして、インディカーのオフィシャルはディクソンにドライブスルーぺナルティを科した。
ディクソンとチームは、ここから巻き返すべく他のドライバーよりもピットストップを1回少なくする戦略を立案。ただそのためには燃料を相当節約する走りをしなければならず、それを成功させるためにはイエローコーションが必要だった。
ただこれがズバリと的中。76周目にロマン・グロージャン(アンドレッティ)がピットストップを行なうと、すでに全てのピットストップを済ませていたディクソンが首位に立ち、その後は後続との差をマネジメントして優勝。最終戦で3勝目を挙げた。なおディクソンは終盤4レース中3つのレースを勝利する形となった。
「これはチームの功績だ」
そうレース後にディクソンは語った。
「僕はスタート直後にいくつかの混乱に巻き込まれた。ぺナルティには同意できないけど、まだ全てを見ていないんだ。ただ、僕には行く場所はなかったんだ。それでも僕らは勝つことができた。それが重要なことだった。僕らは勝ったんだ!」
2位にはチーム・ペンスキーのスコット・マクログリン、3位には前戦で今季のチャンピオンを決めたチップ・ガナッシのアレックス・パロウが入った。ランキング上位3人がトップ3を占める、今季の縮図とも言えるレース結果だった。
今回のレースで8位に入り、ランキング20位で終えたマーカス・アームストロングが、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。マニュファクチャラーズカップは、シボレーがホンダを12ポイント差で抑え、2年連続で獲得することになった。
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