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シトロエン・ベルランゴのカタログモデルが予約開始! エントリーグレードは312万円から

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シトロエン・ベルランゴのカタログモデルが予約開始! エントリーグレードは312万円から

 充実したユーティリティと安全装備でライバルを圧倒!

 グループPSAジャパンは、シトロエンブランドのMPV「ベルランゴ」のカタログモデルを発表。予約受付を開始している。SHINE(338万円)、FEEL(312万円)の2グレード展開で、SHINEをベースにした特別仕様グレードのXTR PACK(343万円)も用意される(価格はすべて税込み)。

マイナーブランドの快挙! シトロエン・ベルランゴが日本で大ヒットしている理由

 ベルランゴは2019年10月に日本デビューしている。その際は限定的な導入だったため、2度設けられたオンライ予約は、どちらも開始からわずか5時間半で完売するほど人気のモデルである。

 たくさんの荷物を積み込み、家族や友人と旅行などへ出かけるためのレジャーアクティビティビークルとして、長年親しまれているベルランゴ。1996年に初代モデルが誕生して以来、累計330万台を超える販売台数を記録している。

 C3などと同様の特徴的なフロントマスクをもつ。ボディサイズは全長4405mm、全幅1850mm、全高1850mm。寝かせるように設置したフロントウインドウや、短くて高く設定したフロントエンド。そして取り回しやすい短いオーバーハングを実現している。これは、グループPSAの新世代プラットフォーム「EMP2」がもたらす恩恵によるものだ。ボディサイドにはエアバンプも設けられ、個性的なルックスに仕立てられている。

 インテリアは、リヤスライドドアを開けると独立式の3人がけシートが備わる。3名が均等にゆったりと座れるほか、個別に折りたたみが可能となっている。それぞれにISO FIXフックが備わっているため、どのシートにもチャイルドシートを装着可能だ。

 シート生地のファブリックを用いた落ち着きのあるインテリア。マジック・フラットと名付けられた機能により、ワンタッチ操作でシートをフルフラットにすることが可能だ。実測値だが、5人乗り状態で0.94m、ふたり乗り状態で1.74m、助手席まで倒せば約2.7mの長尺物を収納することも可能だ。積載量は、5名乗車状態でトノカバー下が597L、2列目シートを倒した最大積載状態では2126Lとなっている。

 随所に散りばめられた収納スペースも見逃せない。パノラミックルーフに収納スペースを融合させ、フロントルーフ部には収納トレイを、中央部には最大14Lまでのバッグが収納可能なバッグインルーフが設けられている。電動サンシェードが備わっているので、夏場でも車内温度の上昇を抑えてくれる。

 さらに、リヤシートの頭上後方には、約60Lのリヤシーリングボックスを配置している。後席ならびにリヤゲート側の両方からアクセスが可能だ。あらゆる箇所に収納スペースが設けられているため、日常使いからレジャーまで重宝すること間違いなしだ。

 大きなリヤゲートはガラスハッチ部分のみを開閉可能。テールゲートを開けずに荷物の出し入れが可能になるのはありがたい。狭い駐車スペースなどで大活躍すること間違いなしだ。ラゲッジルームは、フレキシブルラゲッジトレイをミドルポジションにセットすることで、上下分割で利用することも可能。またハイポジションにセットすれば、ガラスハッチとリヤゲードで荷物を完全にセパレートすることもできる。なお、リヤゲートはリヤバンパーから後方へ約1500mmの位置に展開するため、タープ代わりに使えるアイディア形状だ。

 もちろん、大切な仲間や友人、そして家族と出かけるベルランゴだけに、安全装備も抜かりはない。アクティブクルーズコントロール(ストップ機能付き)、アクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターシステム、トップリヤビジョン/フロント&バックソナー、インテリジェントハイビーム、トラフィックサインインフォメーション、ドライバーアテンションアラートなどを備えており、ライバルを圧倒するような機能が与えられている。

 搭載するパワートレインは、1.5リッター直4ディーゼルターボ。130馬力/3750rpm、300N・m/1750rpmというスペックを誇る。組み合わせるトランスミッションは8速ATとなっており、ディーゼルエンジンとは思えない軽快な吹き上がり&加速性能を味わうことが可能だ。気になる燃費は、JC08モードで21.2km/L、WLTCモードでは18km/Lとなっている。

 メインとなるSHINEグレードは、デビューエディションに準じているものの、収納付きセンターコンソール、後席エアアウトレット(風量調節ならびにUSB Type-Aポート付き)、後席ウインドウ用ロールアップブラインド、後席足もと2箇所の床下収納を備えている。

 エントリーグレードのFEELは、よりタフに使いたい人にピッタリ。安全装備は上級グレードのSHINEと同じながら、ルーフまわりの各種収納スペースやパノラミックルーフを廃し、センターコンソールとリヤエアコンアウトレットなども省略。リヤの3分割可倒シートが6:4タイプに変更となる。なお、ホイールも16インチスチールホイール&キャップ仕様となる。最大2126Lの収納をもつベルランゴの基本性能をとことん使い倒したいひとにオススメだ。

 なお、XTR PACKはSHINEをベースに、マットオレンジを配したエアバンプやフォグランプベゼルを採用。前後バンパーをアンダーガード風にアレンジし、17インチのアロイホイールを採用。インテリアはオレンジのアクセントが入った、グリーンのダッシュボードと、同じくオレンジのアクセントが施されたシート生地を採用している。

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