英国モータースポーツ・マーシャルズ・クラブ(BMMC)は、7月31日(土曜日)にブランズハッチで行なわれたイベントでマーシャルが亡くなる事故が起きたことを受け、イベントをサポートし続けたマーシャルのプロ意識を称えた。
悪天候の中、土曜日に開催されたブリティッシュ・オートモービル・レーシング・クラブ(BARC)のイベントで行なわれたPre-93およびPre-03ツーリングカー・レースで、マーシャルのロバート・フート氏が死亡する事故が発生した。
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サイモン・ビーメントが乗るフォード・エスコートが、ブラバム・ストレートで他のクルマと接触。ビーメントのマシンはアウト側にあるバリアに衝突した。
バリアに沿って激しく回転したマシンは、マーシャルポストに激突。元エプソム市長で67歳のフート氏が亡くなり、もうひとりのマーシャルとビーメントが骨折で病院に搬送された。
「ロバートは、ブランズハッチやガーストンダウン、グッドウッドの常連で、スクルーティナー(車検委員)でもあった。彼の死を誰もが惜しんでいる」
そうBMMCは声明で述べている。
「彼の家族、友人、同僚に心から哀悼の意を表する。また、土曜日の事故に関わったすべてのマーシャル、医療関係者、関係者にも感謝の意を表する」
「週末のブランズハッチをはじめ、国内のすべてのイベントに参加したマーシャルの皆さんの、非常に困難な状況下での優れたプロフェッショナリズムに感謝する」
「今回の事故を受けて、カテゴリーやクラブを問わずモータースポーツ界全体から積極的な支援が寄せられているのを見て、身の引き締まる思いがする」
「日曜日の朝、多くのイベントで1分間の黙祷が捧げられ、多くの選手がオレンジ色のハートマークをクルマにつけてサポートの意思を示していた」
「こうした出来事がめったに無いのは幸いだが、それでも衝撃的で、壊滅的な事故だった」
「心が癒されるには時間が必要だが、我々の絆はもっと強くなり、お互いに支え合い、モータースポーツへの情熱を持ち続けたいと思う」
BARCの最高経営責任者であるベン・テイラーは、事件の余波に対処した関係者に敬意を表した。
「非常に困難な状況の中で対処してくれたすべての人に本当に感謝している。天候はひどいものだった。彼らは皆素晴らしい」
「我々の今の懸念事項は、彼らが必要なサポートを確実に受けられるようにするということだ。私は、人々がそれを求められるようにしていく」
テイラーは、日曜日もイベントを続けるかは本当に難しい判断であり、「我々はそれについて長く、懸命に検討した」と話した。
最終的にレースは再開されたが、その日事故があった2番ポストにマーシャルは配置されなかった。
「ブランズハッチだけでなく、世界中から彼(フート)はイベントを続けてほしいと思うだろうという反応があった。だから、彼の名誉のためにもそれを続けるべきだと思った」とテイラーは付け加えた。
「ブランズハッチの関係者全員にとって、非常にエモーショナルだった」
7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、Instagramで次のように投稿し、フートの死を惜しんだ。
「ブランズハッチ・サーキットでマーシャルが亡くなったことを聞いて、心を痛めている」
「ボランティア・マーシャルがいなければ、レースをすることは不可能であり、彼らはヒーローだ。僕の心は、彼の家族と共にある」
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