現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > N-BOXだってクラウンも2トーンの時代!! でも今と昔じゃ塗分けぜんぜん違うやん!! オジサン感涙2トーンカラーの歴史が衝撃だぜ

ここから本文です

N-BOXだってクラウンも2トーンの時代!! でも今と昔じゃ塗分けぜんぜん違うやん!! オジサン感涙2トーンカラーの歴史が衝撃だぜ

掲載 18
N-BOXだってクラウンも2トーンの時代!! でも今と昔じゃ塗分けぜんぜん違うやん!! オジサン感涙2トーンカラーの歴史が衝撃だぜ

 今やN-BOXやクラウンシリーズに至るまで、ほとんどのクルマで選べる2トーン仕様。でもかつてはボディ下部を塗分ける程度であったが、ルーフやボンネットなどなど塗分け部分が昔と超絶違うのだった。そこで今と昔の2トーンの歴史を一挙に。やっぱ歴史は巡るのね!!!!

文/奥津匡倫(Team Gori)、写真/トヨタ、日産、ダイハツ、BMW

N-BOXだってクラウンも2トーンの時代!! でも今と昔じゃ塗分けぜんぜん違うやん!! オジサン感涙2トーンカラーの歴史が衝撃だぜ

■ルーフを中心としたボディ上面の塗り分けが今のトレンド

クラウンスポーツも黒ルーフを設定。ルーフがボディ同色でもドア下、バンパー中央下側は黒となるため、2トーンが標準スタイルとなっている

 ライト周辺からボンネット、さらにルーフにかけてブラック塗装が施されるクラウンクロスオーバー。街中で見掛けるクロスオーバーはほぼ2トーンなので、これが標準なのかと思っていたら、一部の色を除き、単一色も選択可能。

 そうかと思えば、後から登場したクラウンスポーツは、ボディ下部の一部が黒く塗り分けられたトラディショナルな2トーンスタイル。黒のルーフも選べるあたり、2トーン推しは間違いないようだ。

 現行車種の中で2トーンカラーの設定が飛びぬけて多いのが軽自動車。多くのモデルに設定があり、定番の黒ルーフだけでなく、白との塗り分けも多い。

 中でもムーヴキャンバスの白い2トーンはグレード名も「ストライプ」。クラウンに負けず劣らずの塗り分けっぷりだ。もっとも、精悍さよりも可愛らしさを意識したもので、両者の狙うところは大いに違っているはずだが、これもまた今時だ。

 2トーンカラーのトレンドは超高級車の世界にも及んでいる。超高級車ともなると、カタログ色でなくても好きな色をオーダーできたりするものだが、「2トーン クルマ」で画像検索するとマイバッハの限定車やBMW i7が出てきたりと、超高級車でも上面中心の塗り分けが人気となっている。

 軽自動車から超高級車まで広がる充実ぶりを見ると、トレンドであることは間違いなさそうだ。

■昔の2トーンは今よりもシンプルなスタイルだった

赤/黒2トーンと言えばDR30スカイライン。この姿に憧れたというオジサン世代は多かったはず。DR30と言えばほぼこのカラーリングだったような記憶があるくらいだ

 塗り分けられた2トーンカラーは昔からあった。一世を風靡したAE86パンダトレノはもちろん、オジサン世代には懐かしいDR30スカイラインやS130Z、バブル期に大人気だった20ソアラ、ゼロクラウン以前のクラウンなどなど。

 記憶にあるそれらはどれも2トーンカラーだったはずだ。どの車種でも単一色が選べたが、やはり人気が高いのは2トーンだったのだろう。

 思い起こせばキリがないほど、2トーンカラーの車種は昔から国内外に多く存在していて、数でいえば昔の方が多かったと思えるほど。

 昔も今も、黒い差し色が入る2トーンは車体全体が引き締まって見える効果は変わらないが、今ほどタイヤが大きくなく、ホイールアーチの隙間も大きく車高が高く見えていた昔のクルマは、ボディ下部を濃い色で塗り分ける引き締め効果は高かったのだろう。

■上面塗り分け系はいつから存在した?

S130Zのマンハッタンカラー。今にして思えば時代を大きく先取りした2トーンカラーだった。このカラーリングはZ31には受け継がれなかった

 昔から人気だった2トーンカラーだが、最近多く見る上面中心の塗り分けはほとんどおらず、マンハッタンカラーのS130Zくらいしか思い浮かばない。

 マンハッタンカラーはそれなりに人気だったはずだが、同じような塗り分けが増えてきたのは最近になって。それも急速にその数を増やしたような印象だ。

 流行りは巡る? はたまた、一部のスポーツモデルに採用されたカーボン製のボンネットやルーフなどを見掛ける機会が増え、部分的に黒の差し色が入るカラーリングを好む人が増えたから!?

 ブレイクの明確な理由は定かではないが、それがこの先、どのように変化していくのか。この先の変遷も楽しみだ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
バイクブロス
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
バイクのニュース
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
くるまのニュース
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ベストカーWeb
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
Auto Messe Web
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
Webモーターマガジン
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
くるくら
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
くるまのニュース
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
OPENERS
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
くるまのニュース
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
Merkmal
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
ベストカーWeb
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
WEB CARTOP
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
AUTOSPORT web
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
レスポンス
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
乗りものニュース
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
ベストカーWeb
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

18件
  • e830rock
    旧型ハスラーのツートーンルーフに乗ってる。新車当時、特にツートーンは納期が長かったらしいね
  • KazuRacing
    自動車関連でツートンカラーはあるけど
    自動車関連でモノトーンカラーとか無色透明(あまり目立ちたくない人用みたいなボディカラー)って言うのもあるんやろか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村