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美味しいアジフライを求めて、イタリアンスクーター2台で富津市の『めし処 山の上の下』へ

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美味しいアジフライを求めて、イタリアンスクーター2台で富津市の『めし処 山の上の下』へ

 美味しいアジフライを求めて、走ってきたのは千葉県富津市です。じつは今回、実際に走ってきたのは筆者(増井貴光)ではなく、ライダーの伊丹さんと、このコラムも担当している編集者のZさんです。『バイクのニュース』の取材でイタリアンスクーター「Vespa(ベスパ)」のニューモデル、「GTS Super Sport 300」と「GTS Classic 150」を撮影するため、横浜からアクアラインを渡って房総半島に来ました。筆者は本業のカメラマンとして真面目に仕事をしています。

 富津岬から鹿野山、マザー牧場の近くにある九十九谷と移動しながら、撮影は残すところあと数カット。鹿野山は標高379mと高い山ではありませんが、この九十九谷の展望所からは、冬の早朝に雲海が見えることがあるそうです。

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 早朝から撮影していた3人は空腹マックスです。筆者とZさんが揃っている、ということは、“美味しいアジフライを求めて走る”ことが必然となり、目星をつけていた店へ向かいます。

 山から内房の海沿い方面へ下り、国道127号を少し北上してJR内房線「上総湊駅」近くにある目的の店「めし処 山の上の下」に到着しました。レトロで大きな木造の建物(屋敷の長屋門でしょうか?)に4軒の飲食店が並ぶ、そのうちの1軒です。国道127号を走っていると、一番手前にある「あさると」(カレー専門店らしい)という店が気になっていた建物です。

 ランチタイムのピークを過ぎていたため、すんなり店に入ります。店内もレトロでカウンターとテーブル席が3卓、落ち着く雰囲気の店です。メニューを見ると「お昼のサービスメニュー」と「山の下定食・丼物」に分かれています。筆者は迷わず「アジフライ定食」、伊丹さんはヒレ・アジ・イカの「ミックス定食」、かたくなにアジフライを食べようとしないアジフライ連載担当編集のZさんは「カツ煮定食」をオーダーしました。

 今回撮影した2台のベスパは、おしゃれなイタリアンスクーターです。しかし筆者が思い出すのは1980年代にパリ-ダカール・ラリーを走っていた映像です。当時のベスパは2サイクルエンジンで排気量200ccだったと思います。アフリカの砂漠をホイール径の小さいスクーターで走るのは、本当に冒険だったのではないでしょうか。

 先にテーブルにやってきた小鉢と漬物に箸をつけながらそんなことを話していると、ほどなくして各定食も出来上がってきました。

「アジフライ定食」は、半身のアジフライが3枚とキャベツ、キュウリ、トマトが皿に乗っています。小鉢とご飯、みそ汁、漬物で定食です。「ミックス定食」はヒレカツ、アジフライ、イカフライが1枚づつ。アジフライを食べないアジフライ連載担当編集Zさんの「カツ煮定食」は出汁が美味しそうです。

 さっそく「アジフライ定食」のアジフライをいただきます。大きさは普通サイズ、揚げ色はやや薄めでしょうか。粗めのパン粉で揚げ具合はバッチリ、サクサク食感です。身はふわっとして脂の乗った美味しいアジでした。

 店の一番人気という「ミックス定食」を食べている伊丹さんに感想を訊きたかったのですが「食事中の俺に話しかけるな」的オーラを放っていたので、そっとしておきました。

「カツ煮美味ぇなぁ!」と言いながら食べていたZさんには、感想を聞くまでもありません。とんかつも食べてみたいので、また来ないとなぁなどと思いながら完食した筆者でした。

 全員食べ終えてそろそろお会計かと思ったら、お母さんからサービスでアイスコーヒーを出していただきました。午前中の撮影とは言え、かなり暑かったので嬉しかったです。

 ちなみに、気になっていた店名の「山の上の下」をお母さんに尋ねると、店のすぐ近くの山に「山の上ホテル」があり、その下にできた店だから、とのことでした。ホテルはすでに無く、店名だけが残っているそうです。

 店を後にして、走りの撮影も済ませてミッションコンプリートです。アクアラインの「海ほたるPA」で解散、お疲れ様でした~と帰路につく筆者でした。

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