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2024年F1第18戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(2)

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2024年F1第18戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(2)

 2024年F1第18戦シンガポールGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=5位(62周/62周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 今日はポテンシャルを最大限に発揮し、レースをとてもうまく実行したと思う。最初のスティントをとても長く取り、自分より遅いマシンの後ろで走り続けなければならず、忍耐力が必要だった。2回目のスティントでは状況は改善し、クリーンエアのなか、とても良いペースで走ることができた。

2024年F1第18戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

 かなりプッシュして走り、レース終盤、ジョージを追い抜こうとした時に、リヤタイヤがすでにベストの状態ではなく、ポジションを上げることができなかった。それでも僕たちはいい仕事をしたと思う。

 全体的に僕たちにとってすごく満足といえる週末ではなかったけれど、チームとして状況を好転させて、5位でフィニッシュできたことを誇りに思っていいだろう。

(レース後にメディアに対して語り)複雑な気持ちだ。今日は本当に良い仕事をしたし、これ以上良くできる点はないと思う。セカンドスティントで力強い走りをして5位に入れたので、よかった。それでも残念な週末だった。

 昨日は、予選でタイヤがウインドウ内に入っていなかったことに腹を立てていたが、振り返ってみると、予選ではよくあることだ。一番の問題は、僕がターン1でロックアップしてワイドになり、トラックリミット違反を犯し、ひどいラップにしてしまったことだった。だから、責められるべきなのは、僕自身だったのだと思う。

 今日だけをみれば、僕たちは本当に本当に良い仕事をしたと感じているけれど、週末全体では、昨日のミスの代償を払うことになった。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(62周/62周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 とても困難な金曜を終えた段階で、決勝は4位くらいかと考えていた。だが、予選でのペースから言えば、もっと上位を狙えるだろうと思っていた。ともあれ、レースペースだけではなく身体的な面でも、チャレンジングな難しいレースだったことに疑いの余地はない。

 マクラーレン勢には感心するばかりで、僕らとはレベルが違っていたし、マックス(・フェルスタッペン)も僕より速かった。それでも、レース終盤にシャルル(・ルクレール)のフェラーリを抑えることはできて、僕にとってはダメージリミテーションの色合いが濃いレースになった。クルマのペースを考えると、これが達成できる最善の結果だった。

 このところ、しばらくトップに挑戦できずに苦労してきた理由を解明するために、これから3~4週間の間にやるべきことがたくさんある。夏休み明け以降、僕らは競争力を失っていて、悔しい思いをしてきた。それを克服するためにハードワークを続けるつもりだ。次のオースティンのレースで投入するアップデートが、トップに迫るのに役立ってくれることを願っている。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(62周/62周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 良いレースだった。昨日の予選から良い形で挽回できたし、表彰台に上れたのだから、素晴らしい結果だ。

 マシンが本当に速かったし、良い戦略を使ってメルセデスの2台を抜くことができた。ターン1でジョージ(・ラッセル)に近付いたけれど、3番手に上がってから大きなギャップを縮める必要があったから、あまり大きなリスクを取らなかった。

 マシンが週末を通して最高の状態で、チームに大量のポイントを持ち帰ることができた。彼らのハードワークに感謝する。この後、少し休んで、またオースティンで戦おう。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(62周/62周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 2位というのは僕たちにとって良い結果だ。スタートは悪くなかったけれど、僕のグリッドの方はグリップがあまりなかったため、ターン1に向けて仕掛けるのは難しかった。

 最初のスティントではタイヤのデグラデーションがとても高かった。今回、残念ながら優勝争いをするペースはなかったから、タイヤを管理して、自分自身のレースをした。

 ここは僕たちとの相性があまり良くないトラックであることは分かっているが、望んでいたペースがなかったから、まだ少しやるべきことがある。とはいえ、ダメージを最小限に抑えることができたと思う。

 当然、常に上を目指しているから、これから改善する余地があることを分析するつもりだ。次のオースティンでシーズンが再開するまで数週間あるので、パフォーマンスを向上させ、マシンバランスを改善するために取り組む。ポイントを失うのではなく、再び勝利を目指して戦うために。

 最終的に、今日は一歩前進することができた。先週の時点で、「2位になるだろう」と言われていたら、僕は喜んだはずだ。だからチームにとってとてもポジティブな結果だと感じている。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(62周/62周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 また優勝することができて、とてもうれしい。チームが素晴らしいパフォーマンスを発揮した。マシンが最高だったから、プッシュすることができたんだ。レース全体を通して速くて、集中して最後まで走りきることができた。

 それでもとても厳しいレースで、(ウォールに触れて)危うい瞬間が何度もあった。タイヤが簡単にロックしてしまい、何度かそういう場面があったけれど、できる限りリードを広げたかったから、プッシュした。

 オスカーが表彰台に上がれたのも良かった。彼はいい走りをしたと思う。ふたりでたくさんのポイントを獲得し、チームのハードワークに感謝する良い機会となった。

(大きなリードを築きながら、何度かウォールに触れるほどプッシュしたことについて聞かれ)トリッキーなレースだったけれど、1秒のリードで勝つことは望んでいなかった。できる限り大きなリードを築いて勝ちたかったんだ。

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