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スズキの原付二種モデル『GSX-R125』と『GSX-S125』の魅力を検証~小野木里奈の○○○○○日和~

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スズキの原付二種モデル『GSX-R125』と『GSX-S125』の魅力を検証~小野木里奈の○○○○○日和~

■スズキの原付二種兄弟モデルのデザインを検証

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。今日は、私のコラムでお馴染みの「どっちが好みか検証シリーズ」でございます!

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 検証するバイクは、スズキの『GSX-R125』と『GSX-S125』です。同じスズキの原付二種バイクという共通点はありますが、実際に試乗してみると肌で違いを感じることができました。デザインなど個人的な好みも検証ポイントになってくるので、あくまでも参考にしてみてください。それでは、いってみましょう!

 まず、外見を見比べてみましょう。私が試乗したカラータイプがどちらもブルーを基調にしており、2台ともスズキのイメージカラーである青色に目が引かれるカラーデザインです。



『GSX-R125』は、スーパースポーツでカウル部分も含めてよりパキッとしているブルーが印象的。対して、『GSX-S125』は、全体的にブラックの割合が多いので、鮮明な青色を使用しているけど、どちらかというとシンプルな印象を受けます。



『GSX-R125』は、スポーティーなジャケットやこの青色のカラーリングに合う色味の服装なら車体とライダーがお互いに映えそうです。『GSX-S125』は、全体的に落ち着いたカラーリングなので、『GSX-R125』よりも服装を選ばないように感じました。

 外見に関しては、私は『GSX-S125』が好みです。スズキのイメージカラーの青色が目立ちながらも、シンプルなデザインなのでライダーの服装も幅広く楽しめると思ったからです。

■2台の足つき性を検証

 続いて、足つきを比べてみましょう。実はどちらもシート高が785mmなのです。そして、両方とも跨った時、車体の幅が細身なので足を開きすぎる必要がないのです。上半身の姿勢は変わりますが、特に足つきに差はありませんでした。



 総重量は、『GSX-R125』は137kg、『GSX-S125』は135kgです。カウルがついている『GSX-R125』の方が多少重さがあるものの、どちらも取り回しをするのに問題のない重さです。バイクを所有すると、運転以外にも取り回しをするシーンはたくさんあるので、どんなライダーでも扱いやすい重さであることは重要なポイントですよね。足つきや取り回しに関しては、どちらも大差はないのでズバリ、引き分けです!

■走行性能を検証

 さて、では走行してみましょう。2台とも元気なエンジン音で、走り出しはじわーっと加速する感覚です。両方とも125ccクラスということもあり、パワーが大きすぎることもないので急激な加速の心配がありません。初心者ライダーにとってはありがたいですが、ちょっと物足りないと感じるかもしれません。どちらもハンドリングやコーナリングで車体を操作する時は、軽快でスイスイとバイクが反応してくれます。



 加速やブレーキについては、個人的には大きな差は感じませんでしたが、やはり運転姿勢においては違いを感じました。

スポーツタイプの『GSX-R125』とネイキッドタイプの『GSX-S125』は、運転姿勢が大きく変わるので乗っている時の感覚にも影響してきます。この日は、軽井沢の峠道を走行したので、試乗する前はスポーツタイプの『GSX-R125』の方がコーナリングも楽しめるのかなと思っていましたが、意外にも私は『GSX-S125』の方が、乗り心地がいいかなと感じました。



 体格で個人差があると思いますが、運転姿勢が楽で車体と一体感を感じて走行できたのは『GSX-S125』。『GSX-R125』は、前傾姿勢で車体により体が合わさっている感覚はあるのですが、このクラスではパワーも大きいわけでもなくスピードもそんなに急激に出てくるわけではないので、姿勢のわりにちょっと物足りなさを感じてしまったのです。そうは言っても、原付二種クラスでどちらも手軽にスポーティーな走りを体感させてくれるのはなんだかお得感を抱いてしまいますよね。

 総合的に判断すると、私は『GSX-S125』が好みでした!



 デザインや試乗した時の体験を踏まえていますが、あくまでも個人的な主観なので参考にしてみてください。同じメーカー、原付二種クラス、足つき、そして重さも大差はなく似ているポイントはたくさんありますが、実際に走ってみると私でも違いを発見することができました。もちろん、目的や好みに応じてどのバイクが自分に合っているのかは人それぞれなので、機会があったら1度スズキの販売店で試乗してみることをオススメしたいです。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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