ルノースポール最後の国内イベントにベストカーも参加。大量のルノースポールが集結し、本国から名物開発陣もやって来た!
TEXT/飯干俊作(ベストカー編集部) PHOTO/平野 学
さようならルノースポール! 288台が集まった「走りまくりの送別会」にベストカーも参加した!!
■「ルノースポール」は「アルピーヌ」になってBEVスポーツブランドに
2023年11月25日に袖ケ浦フォレストレースウェイで開催された「R.S.アルティメットデイ」
ルノースポール(R.S.)はアルピーヌに統合され、今、アルピーヌはBEV専用ブランドとして活動している。
数多くの名車を送り出してきたR.S.は、実はもうなくなっているわけだが、そのことが日本では意外と知られていない。そこでR.S.を冠した最後のイベントを行い、区切りをつけようというのがこの「R.S.アルティメットデイ」の目的。2023年11月25日(土)千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイで開催された。
となれば、メガーヌR.S.に乗っている私、編集部・飯干が素通りできるわけもなく、喜び勇んで取材に出向くのは当然の話。シャシー開発責任者のフィリップ・メリメさん、開発ドライバーのロラン・ウルゴンさんも来るとあって、直接お会いして楽しいクルマを作ってくれたお礼もできるというわけだ。
ルノーファン&ルノースポールファンが集結。こういうクルマに乗るということは、間違いなく走ることが大好きということ。同好の士の集まりということです
当日は288台、316人のお客さんが来場。R.S.ブランドの人気ぶりを改めて実感することができたが、何より驚いたのはめちゃくちゃメガーヌR.S.が多かったこと。普段、街を走っていて見ることはほとんどないのに、この日のこの一角だけはもの凄い数。「みんなどこに隠れてたのよ?」と聞きたくなるくらいだった。
丸一日、盛りだくさんの内容で楽しんだわけだが、R.S.のイベントらしく、クルマを走らせるプログラムが多かったのが印象的。お客さんの走行、取材メディアの走行、メリメさん、ウルゴンさんが運転するクルマの同乗走行など、サーキットコースはずっと何かしらのプログラムでクルマが走り続けていた。これこそスポーツカーブランドのイベントというものである。
聞けば、R.S.のスタッフはほぼそのままアルピーヌに移行しているらしく、ブランド名は変わってもチームは継続されており、今までと変わらぬ開発体制が取れているとのこと。
シャシー開発者のフィリップ・メリメさん(中央)、開発ドライバーのロラン・ウルゴンさん(右)も参加。ウルゴンさんはニュルブルクリンク北コースFF市販車最速レコードを塗り替え続けているスゴ腕ドライバー。日本でも人気のテストドライバーだ
最大の違いは開発するクルマがエンジン車からBEVに変わっていることだが、開発ドライバーのウルゴンさんいわく「最初、BEVは作れないと思っていたが、今は逆で凄く可能性を感じています。素材も技術も新しいものが出てくるし、モーターでなければできないトルク制御をはじめ、いろんなことができる。自信を持って、今まで以上のスポーツカーが作れると言えます」とのこと。
BEVのアルピーヌだとぉ? と、実はちょっと心配していたのだが、そう聞けばひと安心。これまでのR.S.にはない新しいスポーツカーの形と走りを生み出してくれるだろう。目的どおり、いい区切りができたと思う。新生アルピーヌへの期待は膨らむばかりだ。
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■メディア対抗タイムアタック大会にも参戦。結果は「やっぱりな……」の順位
当日、「メディア対抗タイムアタック大会」も開催された。ベストカーチームの順位は……
このイベントでは「メディア対抗タイムアタック大会」も開催された。メディアチームがスラロームとサーキットのタイムを競い合い、その1位と2位を来場者が予想。当たれば商品がもらえるという、公営ギャンブルのようなおしゃれな趣向だ。
ベストカーチームのオッズがどの程度だったかは知らないが、編集部・飯干と助っ人ドライバー、本誌連載『スーパーカー劇場』でおなじみのプリウス武井で参戦。全チーム、メガーヌR.S.最後の限定車「ウルティム」で走った。
順位は編集スタッフ枠(飯干)のスラローム8位、サーキット5位、助っ人枠(武井)はスラローム3位、サーキット6位で、最終結果は9チーム中6位ということに。飯干のスラロームがまともであれば……と悔やむが、それでも表彰台は遠かった(1位ティーポ、2位ル・ボラン)。いいクルマに乗せてもらったのに、これがリアル「猫に小判」というやつでしょうか。
そんなこんなで目いっぱい楽しませてもらったR.S.最後のイベント。R.S.の名がなくなったのは寂しいが、その精神は受け継がれる。
ルノースポール最後の限定車「メガーヌR.S.ウルティム」でタイムアタック。迫力のある走りを大いに楽しんだ。順位は……、まぁこんなもんでしょう
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