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【最新モデル試乗】燃費と走りの良さで評価上昇中! ルノー・アルカナE-TECHハイブリッドの魅力世界

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【最新モデル試乗】燃費と走りの良さで評価上昇中! ルノー・アルカナE-TECHハイブリッドの魅力世界

アルカナの魅力はデザインとHVシステム

 流麗なクーペSUVボディに、ルノー独創のE-TECHハイブリッドシステムを搭載したアルカナに“エンジニアード”と呼ばれる新グレードが登場した。
 エンジニアードは、先進性とエレガンスをアピールするグレード。ボディカラーはホワイト、グレー、ブラックといずれもモノトーンの3色。従来のR.S.ラインでは赤を使っていた差し色には、ウォームチタニウムカラーを採用している。

【クルマの通知表】人気上昇中、ルノーアルカナの光る実力。F1由来のドッグクラッチを採用したE-TECHハイブリッドをマルチレポート

 具体的には、フロントマスクのF1ブレード、サイドシル、ホイール、ツインエキゾーストフィニッシャーにウォームチタニウムカラーのアクセントが入り、グリルと前後のエンブレム、スキッドガード、新たに装着されたリアスポイラーはグロスブラック仕上げになる。
 印象は、まさに先進的でエレガント。しかも個性的ながら落ち着いたカラーセンスが素晴らしい。通常はクロームメッキなどで目立たせるエンブレムをあえてブラックアウトしたこだわりにも感心した。

 インテリアもお洒落である。インパネのアクセントライン、シートやドアトリムのステッチは、エクステリアと同じウォームチタニウムカラーでドレスアップされ、センターコンソールのカップホルダーの縁、助手席側のネットポケットも同色で揃えてある。さすがフランス生まれ。スポーティでいながら適度に華やか。エンジニアードの仕立ては秀逸である
 加えてBOSEサウンドシステムも標準装備される。4個ずつのウーハーとツイーター、そしてフレッシュエアサブウーハーで構成され、上質な空間づくりに貢献していた。

 メカニズムは従来と共通。E-TECHハイブリッドは、1.6リッター直4自然吸気エンジンと駆動用メインモーター&HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の 2基のモーターの組み合わせ、ドッグクラッチを用いた電子制御トランスミッションを介して前輪を駆動する。システム出力は143ps、WLTCモード燃費は22.8km/リッターに達する。
 走りは軽快で、思いのほか速い。しかも上陸直後に乗ったR.S.ラインと比べ、ギアチェンジのタイミングは的確になり、スムーズさに磨きがかかっていた。静粛性もハイレベル。とりわけ有料道路への合流や山道の上りでの加速は明確に洗練されている。数字に表れない改良が施されていると感じた。

 試乗車は間もなくオプション設定される、COXボディダンパー装着車だった。ヤマハ発動機が開発したPerformance Damperをベースに、モータースポーツシーンで多くの経験を持つCOXが最適化を行ったアイテムである。車両の振動や揺れをすみやかに収束することで、快適性や操縦安定性の向上に効果を発揮するという。実際、そのメリットは明確。直前に乗った未装着車両と比較して、高速での直進性が上昇。乗り味の質が高まったと感じた。新登場のエンジニアードは、アルカナの魅力を一段と鮮明にしている。

ルノー・アルカナ主要諸元

グレード=E-TECHエンジニアード
価格=マルチモードAT  469万円
全長×全幅×全高=4570×1820×1580mm
ホイールベース=2720mm
トレッド=フロント1550/リア1560mm
最低地上高=200mm
車重=1470kg
エンジン(無鉛プレミアム仕様)=1597cc直4DOHC16V
最高出力=69kW(94ps)/5600rpm
最大トルク=148Nm(15.1kgm)/3600rpm
メインモーター最高出力=36kW(49ps)/1677~6000rpm
メインモーター最大トルク=205Nm(20.9kgm)/200~1677rpm
サブメモーター最高出力=15kW(20ps)/2865~10000rpm
サブモーター最大トルク=50Nm(5.1kgm)/2007~2865rpm
駆動用バッテリー総電力量=1.2kWh
WLTCモード燃費=22.8km/リッター(燃料タンク容量50リッター)
(WLTC市街地/郊外/高速道路:24.1/24.0/23.5 km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ディスク
タイヤ&ホイール=215/55R18+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=5名
最小回転半径=5.5m

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